2021.12.15

ステフィン・カリーがMSGでNBA新記録樹立! レイ・アレンを抜いて3P成功数で歴代1位に

通算789試合目でNBA歴代トップに躍り出たカリー[写真]=Getty Images
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 12月15日(現地時間14日)。ステフィン・カリー率いるゴールデンステイト・ウォリアーズが敵地マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)へ乗り込み、ニューヨーク・ニックス戦に臨んだ。

 レギュラーシーズン通算の3ポイント成功数で、歴代トップのレイ・アレン(元シアトル・スーパーソニックスほか/2973本)まであと1本の2972本まで伸ばしていたカリーは、第1クォーター残り10分56秒にドレイモンド・グリーンのスクリーンから抜け出してトップ・オブ・ザ・キー付近からディープスリーを成功。

 2本目のプルアップスリーこそ落としたものの、ジュリアス・ランドルとのルーズボールダイブでニューヨークの観衆を沸かせ、ハッスルプレーでも奮戦。

 そして同クォーター残り7分33秒。アンドリュー・ウィギンズのパスをバックステップで受け取り、右45度からキャッチ&シュートの3ポイントを綺麗に放り込み、通算789試合目でアレンを抜いて2974本というNBA新記録を樹立した。

 カリーはMSGの観客へ向けて両腕を挙げ、喜びを爆発。その後ケボン・ルーニーのファウル後にウォリアーズがタイムアウトをコールし、チームメートたちやコーチ陣、観客たちを含めて会場全体でこの歴史的瞬間を祝福。

 MSGならではの暗く神秘的なライトニングの中、ウォリアーズのスーパースターは『TNT』でゲームアナリストを務めるレジー・ミラー(元インディアナ・ペイサーズ/歴代3位の2560本)や父デル(元シャーロット・ホーネッツほか)、母ソーニャらに祝福され、会場に駆け付けたアレンと言葉を交わしてハグをした。

 今季で13シーズン目のカリーのキャリアはまだまだ続いていく。ここからさらに記録を伸ばすことは間違いない。それでも、この日は創設75シーズン目を迎えたNBAにとっても、歴史的な日になったと言っていいはずだ。

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