2021.12.16

今年6月までセルティックスでフロントを務めてきたダニー・エインジがジャズへ

エインジがセルティックスからジャズへ[写真]=Getty Images
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 12月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ユタ・ジャズはダニー・エインジをバスケットボール運営部門を監視する代理理事、ジャズのバスケットボールにおけるCEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)として雇ったことを発表した。

 今年6月まで、ボストン・セルティックスでバスケットボール運営部門代表を務めていたエインジは、今後はジャズのジャスティン・ザニックGM(ゼネラルマネージャー)と共に活動していくことになるという。

 また、ジャズのライアン・スミス オーナーが率いるオーナーグループにはマイアミ・ヒートで3度の優勝を勝ち取ったドウェイン・ウェイド(元ヒートほか)もおり、彼らともチーム強化に向けて取り組んでいくこととなる。

「特別なチームへと近づいている球団に入って、このような機会を手にすることは滅多にない。これは非常にユニークな機会だ」とエインジは『ESPN』へ話している。

 ジャズにはドノバン・ミッチェルルディ・ゴベアマイク・コンリーという、昨季オールスターに選ばれた3選手に加え、ジョー・イングルズロイス・オニールジョーダン・クラークソンボーヤン・ボグダノビッチといった好選手が在籍している。

 昨季はリーグトップの52勝20敗を残し、今季も15日終了時点でウェスタン・カンファレンス3位の19勝7敗と好位置にいる。だが1997、98年と2年連続でNBAファイナルへ進出して以来、ウェストを制することはできておらず、昨季までの47シーズンでNBAチャンピオンにも届いていない。

 エインジは選手としてセルティックス時代に2度の優勝(84、86年)、エグゼクティブとしても2008年にビッグ3(ポール・ピアース、ケビン・ガーネット、レイ・アレン)を擁してチャンピオンとなった経験を持つ。

 新天地でジャズをプレーオフチームからチャンピオンチームへと引き上げるべく、エインジの新たなチャレンジが幕を開けた。

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