2021.12.23

ラプターズ対ブルズ戦、ネッツ対ブレイザーズ戦の延期により、今季9試合目の延期に

ネッツのデュラント(右)とハーデン(左)も新型コロナのプロトコル入り[写真]=Getty Images
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 12月23日(現地時間22日、日付は以下同)。NBAは23日のトロント・ラプターズ対シカゴ・ブルズ戦、翌24日のブルックリン・ネッツ対ポートランド・トレイルブレイザーズ戦の延期を発表した。

 これはラプターズ、ネッツに所属する複数の選手たちが新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りとなり、リーグ規定の最低出場可能選手(8人)をそろえることができなかったため。『AP』のティム・レイノルズ記者によると、現在NBAで同プロトコル入りしているのは22チームで計95選手まで増加中。

 ラプターズはOG・アヌノビーが同プロトコル入りしてしまい、パスカル・シアカム、フレッド・バンブリート、スコッティ・バーンズギャリー・トレントJr.、プレシャス・アチウワを含めて計8選手が離脱。

 ネッツはケビン・デュラントジェームズ・ハーデン、チームへ合流したカイリー・アービングというビッグ3に加え、ラマーカス・オルドリッジポール・ミルサップディアンドレ・ベンブリー、ブルース・ブラウンといった主力選手たちが同プロトコル入りする事態に。

 先日、NBAとNBA選手会が同プロトコル入りして離脱した際には代替選手と契約することで合意に達し、延期せずに試合を開催するべく複数の選手と契約を結んだ。

 だがリーグ規定の最低出場可能選手数8人のうち、5人はレギュラーとしてロースター登録されている選手でなければいけないことから、ラプターズとネッツは延期を余儀なくされたのである。

 これにより、今季NBAの試合が延期となったのは9試合目。アメリカでは新型コロナのオミクロン株の感染が拡大していることから、今後も延期せざるをえないケースが出てくる可能性は十分ありそうだ。

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