2022.01.13

グリズリーズを破竹の10連勝へ導いたモラント「僕らはリーグでベストチームの1つ」

グリズリーズのけん引役を務めるモラント[写真]=Getty Images
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「すばらしいゲームだった。リーグのベストチームのうち2つによる対戦だったからね。相手はリーグで最もホットなチームで、我々は勝利するには十分なプレーではなかった」。

 ゴールデンステイト・ウォリアーズスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は、1月12日(現地時間11日)に行なわれたメンフィス・グリズリーズ戦に108-116で敗戦後にそう話し、「彼らはリーグでもベストチームの1つになった。ほんのここ数年の間に、このチームを作り上げたんだ」と評した。

 ウォリアーズはステフィン・カリーがトリプルダブル(27得点10リバウンド10アシスト)を残すも、新人ザイエア・ウィリアムズ(17得点)の好守もあってフィールドゴール成功率38.1パーセント(8/21)、3ポイント成功率22.2パーセント(2/9)と不振。

 そしてグリズリーズでは残り1分で5得点を奪ったジャ・モラントがゲームハイの29得点に5リバウンド8アシスト2ブロック、タイアス・ジョーンズが5本の3ポイント全て成功を含む計17得点6リバウンド8アシスト、ブランドン・クラークが14得点9リバウンド2ブロック、ジャレン・ジャクソンJr.が13得点11リバウンド2スティール3ブロック、デズモンド・ベインが11得点4アシストと続いた。

 1シーズンにおけるフランチャイズ史上最長記録更新となる10連勝を飾ったグリズリーズは、ここ24戦で20勝4敗とまさに絶好調。ウェスタン・カンファレンス3位の29勝14敗を残しており、勝率5割を上回るチーム相手にも19勝8敗と大きく勝ち越している点も特筆すべきだろう。

「第一に、僕らはリーグでベストチームの1つ。僕は今そう感じている。それにこのチームのロースターがどれだけ厚みがあるかも見せることができている。相手がどんなことを仕掛けてこようと、僕らは挽回して勝利することもできるんだ。これからも一丸となって戦い続けるよ」。

 モラントはウォリアーズ戦後にそう語り、グリズリーズのチーム力の高さに自信を見せていた。チームは現在、ディロン・ブルックススティーブン・アダムズという2人の主力を欠いており、彼らが戻ってくればさらに戦力増強となることは間違いない。

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