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2024.02.10
今シーズンはオールスターへと返り咲き、絶好調のデローザン［写真］=Getty Images
1月27日（現地時間26日）、シカゴ・ブルズはトロント・ラプターズと対戦し、111－105で勝利を収めた。
今シーズンからブルズで躍動するデマー・デローザンは、ルーキーイヤーから9シーズンに渡りラプターズでプレーした。その9年間で計4度のオールスターに選ばれ、エースとして奮闘したデローザンは、シカゴホームだったとはいえ、古巣の選手たちと顔を合わせることとなった。
その古巣を相手に29得点7リバウンド7アシストとハイパフォーマンスを発揮した彼は、試合後の会見で、第1クォーターからファウルトラブルに陥ったOG・アヌノビーについてコメントした。
「時々彼に電話して、ファウルをやめるように言っているんだ。彼は僕のことを考えるだけで、僕にファウルをしてしまうからね。今日は予想通りだったから、驚かなかったよ」
マッチアップしたアヌノビーはクォーター序盤、デローザンのターンアラウンドジャンパーにバスケットカウントを与え、3点プレーを献上。さらにその後、デローザンの巧みなオフボールの動きに惑わされ、2つ目のシュートファウルを犯してしまい、開始4分も立たずに一旦ベンチへと退くこととなった。
デローザンはアヌノビーのルーキーイヤーである2017－18シーズンを最後にサンアントニオ・スパーズへとトレードされてしまう。それでも兄貴肌の彼は、1シーズンだけともにプレーした後輩といまだに連絡を取り合っているようで、今回も冗談交じりにハッパをかけた。
今シーズンはラプターズ所属時以来となるオールスターに、スターターとして選出されるなど絶好調のデローザン。アヌノビーを含め、フレッド・バンブリートやパスカル・シアカムと若手時代にチームメートだった後輩たちの成長を、彼はいまだに気にかけているのかもしれない。
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