2023.07.30

昨季のスティール王、OG・アヌノビーがラプターズと4年約163億円の延長契約締結が可能に

ラプターズで主力の一角を務めるアヌノビー[写真]=Getty Images
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 7月28日(現地時間27日、日付は以下同)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』は、1日から施行された新たな労使協定(Collective Bargaining Agreement/CBA)で、トロント・ラプターズOG・アヌノビーが4年1億1600万ドル(約163億5600万円)の延長契約を結ぶ資格を手にしたと報じた。

 同メディアによると、この契約総額は以前のルールと比較すると1600万ドル(約22億5600万円)も増えることになったという。

 201センチ105キロのアヌノビーは、2017年のドラフト1巡目23位でラプターズから指名されたフォワード。在籍6年目となった昨シーズンは67試合に出場し、平均35.6分16.8得点5.0リバウンド2.0アシストにリーグトップの1.9スティールをマークし、自身初のオールディフェンシブセカンドチームに選ばれた。

 今シーズンの年俸は1864万2857ドル(約26億2864万2837円)で、翌2024-25シーズンの契約がプレーヤーオプションとなる。先月、アヌノビーは代理人を『Klutch Sports』から『CAA』へ変更しており、今オフに延長契約を結ぶかどうかは気になるところだ。

 なお、昨シーズンにイースタン・カンファレンス9位の41勝41敗を残すもプレーイン・ゲームを落としてプレーオフ進出を逃したラプターズは、指揮官のニック・ナースが解任の末にフィラデルフィア・セブンティシクサーズへ、新たにメンフィス・グリズリーズでアシスタントコーチを務めていたダルコ・ラヤコビッチがヘッドコーチ(HC)へ就任。

 また、先発ポイントガードとして活躍してきたフレッド・バンブリートがヒューストン・ロケッツへ移籍し、デニス・シュルーダーが加入。FA(フリーエージェント)戦線では先発センターのヤコブ・パートルと再契約し、フォワードのジェイレン・マクダニエルズを獲得している。

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