2022.02.25

ウクライナ出身NBAプレーヤーのレンとミハイリュクがロシアの侵攻を受け、共同声明を発表

今日行われたキングス対ナゲッツ戦前には黙祷が捧げられた[写真]=Getty Images
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 ウクライナ出身で現在サクラメント・キングスでプレーするアレックス・レンと、トロント・ラプターズ所属のスビ・ミハイリュクが25日(現地時間24日、日付は以下同)に共同声明を発表し、ロシアのウクライナ侵攻に抗議した。

 現在28歳のレンは、213センチ113キロのビッグマン。2010年にウクライナのBCドニプロでプロデビューし、2013年にフェニックス・サンズへ入団した。2018年にアトランタ・ホークスへ移籍し、トロント・ラプターズやワシントン・ウィザーズなどを経て今シーズンからキングスでプレー。ここまで33試合の出場で平均6.2得点4.6リバウンドを記録している。

 ミハイリュクは201センチ97キロのシューティングガード兼スモールフォワード。2018年のNBAドラフトでロサンゼルス・レイカーズから2巡目47位指名を受けて入団し、デトロイト・ピストンズとオクラホマシティ・サンダーを経由して今シーズン開幕前にラプターズと契約した。

 両選手はそれぞれのSNSで抗議文を発表。「最悪の悲劇が母国で起こってしまった。私たちはこの戦争を断固として非難する。私たちはできるだけ早くこの戦争が終わることを願っている」とした上で、「親愛なるウクライナの同胞たちへ、私たちの強さは団結力にある。私たちはいつでも一緒です」とウクライナ国民へメッセージを送った。


 在米メディア『CNN』などによると、ロシアは今月24日にウクライナへの軍事侵攻を開始。これまで80以上のウクライナ軍施設が攻撃されたといい、軍関係者のみならず民間人にも死者が出ていると報じられている。

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