2022.03.21

試合直前に先発を伝えられた八村…指揮官は「塁は平然といつも通りに試合へ臨んだ」

今シーズン初のスタメンとしてレイカーズ戦へ出場した八村/写真は3月15日(現地14日)のウォリアーズ戦のもの[写真]=Getty Images
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 3月20日(現地時間19日)、ワシントン・ウィザーズが試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 6連敗中のウィザーズは、レブロン・ジェームズ率いるロサンゼルス・レイカーズとホームで対戦。6点ビハインドで迎えた第4クォーターに34-20とレイカーズを圧倒し、127-119で勝利を飾った。

 連敗脱出に成功したウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「レブロン相手の試合はいつも厳しい。昨日のタフな負けの後にバウンスバックできて良かった」と語る。前日のニューヨーク・ニックス戦では、わずか3点差で敗れたウィザーズだったが、連戦の状況でも見事な逆転勝利をつかんだ。

 八村塁カイル・クーズマが欠場したことにより、今シーズン初となるスタメン出場を果たしたが、指揮官は「彼にスタメンを告げたのが試合前のミーティングの2分前だった。つまり試合開始時間の36分前だ」と試合前の状況を明かした。

 さらに、「塁はすごく良かったよ。(トレーナーが)クーズマのヒザのケアを懸命にしたが、試合に出られそうではなかったので、塁にスタメン出場することを伝えたのだが、彼は平然といつも通りに試合へ臨んだ」と語り、八村は安定感のあるプレーで7試合連続の2ケタとなる10得点をマークした。

 また、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープは「前半はコミュニケーションが今ひとつだったが、後半は選手全員がハマった。今日は試合前に『とにかく楽しもう』とみんなで誓ったが、後半はその通りのバスケができたよ」と笑顔を見せた。

 さらに、この試合でレギュラーシーズンの通算得点で歴代2位に浮上したレブロンについては、「『このままプレーし続けてほしい。引き続きどんどん活躍してくれ』と伝えたよ」と語り、レイカーズ時代の元同僚の偉業達成を称えた。

 勝負の第4クォーターで16得点、試合全体では27得点をマークしたクリスタプス・ポルジンギスは「少しずつリズムもコンディションも戻ってきた。今日みたいにバックトゥバックの2日目の終盤にあれだけ活躍できたことは良かったよ」と自身の復調ぶりに手応えを感じているようだ。

 連敗を止めたウィザーズは次戦、敵地でヒューストン・ロケッツとの対戦に臨む。

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