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3月25日(現地時間24日)、ワシントン・ウィザーズが試合後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。
八村塁が3試合連続のスタメン出場となったウィザーズは、ヤニス・アデトクンボとクリス・ミドルトンが欠場したミルウォーキー・バックスと敵地で対戦。第1クォーターから13-32と大差をつけられると、18点ビハインドで試合を折り返した。後半には66-92とさらにリードを広げられたウィザーズだったが、第4クォーターに反撃を開始。一時7点差まで詰め寄るも、最後は102-114で黒星を喫した。
ウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチは「第4クォーターは良かったが、手遅れだった。あれだけ序盤にビハインドになってはいけない。シュートが入らなくても、ディフェンスは最初から引き締まっていないとダメだ」と厳しい敗戦を振り返った。
16得点を挙げたケンテイビアス・コールドウェル・ポープは「序盤の不甲斐なさは選手の責任だ」と悔しさを滲ませる。「コーチは試合前、準備に精一杯尽くしている。映像を通して相手選手の特徴や傾向など、我々を毎試合前にしっかり整えてくれている。だけど試合は選手にかかっているんだ」。
チームハイの17得点をマークしたイシュ・スミスは「バックスは昨シーズンの王者で、ヤニスとクリスが不在でもすごくいいチームだ。我々はもっと危機感を持ってプレーする必要があった」と語り、チームとしての気の緩みを指摘した。
さらに、スミスは「(コーチが)『しっかり戦え』とチームに激怒したんだ。コーチはファイターだ。彼はそのエナジーをみんなに吹き込んだ」とアンセルドJr.HCについてもコメント。チームは敗れたものの、指揮官のゲキにより第4クォーターの反撃に出ることができたようだ。
シーズンも終盤となり、ウィザーズは残り9試合を戦う。プレーイン・トーナメント進出ラインとなる10位までは、5.5ゲーム差とかなり厳しい状況ではあるものの、アンセルドJr.HCはモチベーションを高く保って試合に臨む姿勢が必要だと力強く語った。
「チームのみんなが仕切り直して残りの試合に臨まないといけない。『オフシーズンに修正すればいい』ではダメだ。それは許されない。全ポゼッション、プレーしている時間はすべて大事だ。これが我々の仕事なんだ。絶対に軽い気持ちで臨んではいけない」
ウィザーズは明日、敵地でデトロイト・ピストンズとの対戦に臨む。
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