2022.03.28

『スペース・プレイヤーズ』が最低映画ラジー賞で3冠…レブロンはワースト主演男優賞を受賞

ワースト主演男優賞を受賞したレブロン[写真]=Getty Images
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 3月27日(現地時間26日)、第42回ゴールデンラズベリー賞の受賞結果が発表され、レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が主演を務めた映画『スペース・プレイヤーズ』が3部門を受賞した。

 ゴールデンラズベリー賞とは、映画界最高の名誉であるアカデミー賞授賞式の前日に行われる最低映画の祭典だ。通称「ラジー賞」と呼ばれるこのユーモアあふれる映画賞は、今年で42回目と歴史も長く、これまでにも豪華な俳優陣が受賞してきた。

 レブロンが主演を務めた『スペース・プレイヤーズ』は、マイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)が主演の前作『スペース・ジャム』の興行収入や評価を下回ることとなり、ラジー賞の3部門を受賞。ワースト映画賞やワースト主演女優賞を含む、最多5部門を受賞した『ダイアナ ザ・ミュージカル』に続く受賞数となった。

 共演した「ワーナー・ブラザース」のカートゥーンキャラクターとレブロンがワースト・スクリーンカップル賞に輝くと、映画本編はワースト・リメイク/パクリ/続編賞にも選出。さらに、レブロンはワースト主演男優賞を受賞し、不名誉な形で映画界の歴史にその名を刻んだ。

 しかし、そんなレブロンにも“名誉挽回賞”という望みが残されている。今年はウィル・スミスがこの賞に選出。自身の主演作『ドリームプラン』が第94回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされていたこともあり、見事な名誉挽回を成し遂げた。

 今後、レブロンが俳優として映画に出演し続け、バスケットボール界の“キング”の名誉が挽回されることに期待したい。

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