2022.04.11

シクサーズのジョエル・エンビードが快挙達成! 外国籍出身選手として史上初の得点王に

今季平均30.6得点でスコアリングリーダーとなったエンビード[写真]=Getty Images
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 4月11日(現地時間10日、日付は以下同)。NBAは2021-22レギュラーシーズン最終日を迎え、全30チームが最終戦を迎えた。

 この日、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ(平均29.9得点)がクリーブランド・キャバリアーズ戦を欠場したことで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズジョエル・エンビードが平均30.6得点で得点王となった。

 今季のエンビードは68試合に出場し、平均33.8分30.6得点11.7リバウンド4.2アシスト1.1スティール1.5ブロックをマーク。40得点10リバウンド以上を13度残し、全試合で13得点以上を記録。

 センターの選手が得点王になったのは1999-2000シーズンのシャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか/平均29.7得点)以来初。センターの選手が平均30得点以上をクリアしたのは81-82シーズンのモーゼス・マローン(元ヒューストン・ロケッツほか/平均31.1得点)以来で、そのシーズンにマローンはMVPに輝いている。

 さらに、エンビードは15-16シーズンのステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ/平均34.2分)を下回る平均33.8分でスコアリングリーダーとなり、ショットクロックが導入された54-55シーズン以降で史上最少のプレータイムに。

 そして、カメルーン出身のオールスタービッグマンは75周年を迎えたNBAで史上初となる外国籍出身選手の得点王となった。シーズンMVPの有力候補にも挙がるエンビードは、今季自己最高のレギュラーシーズンを送ったと言っていい。

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