2022.05.13
フィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属するスター選手であるジョエル・エンビードが、近々フランス国籍を取得する可能性があることが、アメリカ大手『スポーツ・イラストレイテッド』誌を含む複数の報道で明らかになった。
エンビードは、フランス語を公用語のひとつとしているカメルーンに生まれ、アメリカの高校に入学するまで同国で生活。現在、エンビードの家族はフランスに在住しているという。
『スポーツ・イラストレイテッド』誌は、この件についてフランスメディアの『RMC Sport』の報道を引用。それによると、エンビードは2024年のパリオリンピックでのフランス代表入りを目指しているという。カメルーン代表として国際大会に出場したことのない同選手にとって大きな一歩となりそうだ。
また、FIBA(国際バスケットボール連盟)は、すべての代表チームに1名まで帰化選手をロスターに加えることを許可。日本代表でも、ライアン・ロシター(アルバルク東京)やニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)らが活躍していたことは記憶に新しいだろう。
フランス代表は、2021年の夏に行われた東京オリンピックでは、帰化選手枠を使用せずに選手を招集。仮にこの国籍変更が実現すれば、数年後にはエンビードがルディ・ゴベア(ユタ・ジャズ)やニコラ・バトゥーム(ロサンゼルス・クリッパーズ)、エバン・フォーニエ(ニューヨーク・ニックス)といったスターたちとプレーする姿が見られるかもしれない。
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