2022.06.01

レイカーズとキングスで指揮官を務めてきたルーク・ウォルトンがキャブズのACへ就任

今季序盤までキングスで指揮官を務めていたウォルトン[写真]=Getty Images
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 6月1日(現地時間5月31日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズは、ルーク・ウォルトンがアシスタントコーチ(AC)として加わったことを発表した。

 JB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)の下、今季のキャブズはレギュラーシーズンでイースタン・カンファレンス上位をキープ。ジャレット・アレンエバン・モーブリーがケガで離脱したこともあって終盤に黒星先行となるも、イースト8位の44勝38敗という好成績でレギュラーシーズンをフィニッシュ。

 プレーイン・トーナメントでブルックリン・ネッツ、アトランタ・ホークスに敗れたことで4シーズンぶりのプレーオフにはあと一歩届かなかったものの、開幕前の予想を裏切る躍進を見せて今季のサプライズチームの1つとなった。

 殿堂入りセンターのビル・ウォルトンを父に持つウォルトンは、現役時代に10シーズンをプレー。最初の約8シーズンをロサンゼルス・レイカーズでプレーして2009、10年に優勝、そして最後の約2シーズンをキャブズでプレーした実績がある。

 するとウォルトンは2014-15シーズンにゴールデンステイト・ウォリアーズのACへ就任し、スティーブ・カーHCの下でチャンピオンチームの一員に。翌15-16シーズンはカーHCが背中の手術で出遅れたことでHC代行を務め、39勝4敗という驚異的な戦績をマーク。

 その後16-17から3シーズンでレイカーズの指揮官を務めて98勝148敗(勝率39.8パーセント)、19-20から今季序盤までサクラメント・キングスのHCとして68勝93敗(勝率42.2パーセント)を残してきた。

 ウォルトンはコーチングスタッフの一員として、キャブズのプレーオフ返り咲き、そしてリーグ有数のチームとなる手助けをしていくこととなる。