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6月24日(現地時間23日)にブルックリン・ネッツのホーム、バークレイズ・センターでNBAドラフト2022が開催された。2020-21シーズン王者で、1巡目24位の指名権を持つミルウォーキー・バックスは、今NBA Gリーグ・イグナイトに所属するマージョン・ボウチャンプを選んだ。
イグナイトは将来有望な若手選手を翌年のNBAドラフトに向け、1年間かけて育成するプログラムとして2020年に新設されたチーム。今回のドラフトでは、ボウチャンプのほか、8位指名のダイソン・ダニエルズ(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、37位指名のジェイデン・ハーディー(サクラメント・キングス)の2名がイグナイトからリーグ入りを果たした。
195センチ90キロでガードを務めるボウチャンプは、今シーズン12試合の出場で1試合平均15.1得点5.8リバウンド1.6アシストをマーク。イグナイトの所属前はヤキマ・バレー大学でプレーしており、平均30.7得点10.5リバウンドと素晴らしい成績を残した。
指名後の記者会見に出席したボウチャンプは、イグナイトでの生活が自身にいい影響を与えてくれたと語った。
「Gリーグでは、コート上だけでなくコート外でも自身のゲームについて新たな方法や思考を見つけることができました。よい生活習慣も身に付きましたし、ディフェンスの動き方や専門用語も知ることができましたね。これからプロを目指す子には、僕がイグナイトで指導されたことをアドバイスしたいです」
2021年のNBAドラフトではジェイレン・グリーン(ヒューストン・ロケッツ)やジョナサン・クミンガ(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)などを輩出したイグナイト。ドラフトされる選手は依然として大学出身者が大半を占めているが、ボウチャンプらがリーグで活躍を見せれば、イグナイトへの参加希望者のレベルは向上し、より多くの選手をリーグに送り出す可能性もあるだろう。
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