2022.07.27

NBAアナリストのマーク・ジャクソン「レイカーズは相手がどこであろうとチャンスがある」

ウォリアーズで指揮官を務めた経験を持つジャクソン[写真]=Getty Images
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 7月26日(現地時間25日)。アメリカのスポーツ専門局『ESPN』の番組「First Take」へマーク・ジャクソンがゲストとして出演した。

 ジャクソンはポイントガードとしてニューヨーク・ニックスやインディアナ・ペイサーズなど7チームで計17シーズンをプレーし、NBA歴代5位となる通算1万334アシストを残した生粋の司令塔。

 2011-12から13-14までの3シーズン、ゴールデンステイト・ウォリアーズで指揮官を務め、ステフィン・カリークレイ・トンプソンドレイモンド・グリーンを中心とした王朝構築の土台を作った人物の1人としても知られている。

 『ESPN』でNBAアナリストを務めるジャクソンは、番組内でロサンゼルス・レイカーズについて「健康体なら、彼らはチャンピオンシップを勝ち取ることができる」と持論を述べていた。

「あのチームが健康体で、ディフェンス面で(相手チームと)やり合うことができるならね。彼らは昨シーズンできなかった正しい習慣をつけて、ディフェンスすることを取り戻さなければいけない。それに健康を手にしないといけない。ただ彼らが健康体を保ち、それがまたできるなら、あのチームは相手がどこであろうとチャンスがある」。

 昨季レイカーズはウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗に終わり、プレーオフどころかプレーイン・トーナメントにも参戦できず、期待外れのシーズンを送っていた。

 レブロン・ジェームズアンソニー・デイビスは一昨季と同様にケガに苦しみ、ラッセル・ウェストブルックはシーズン最後まで機能しきれず不完全燃焼に終わり、このビッグ3は21試合しかコートで共演できなかった。

 ダービン・ハムを新たな指揮官に迎えたレイカーズは、フリーエージェント(FA)戦線でロニー・ウォーカー四世やファン・トスカーノ・アンダーソン、トーマス・ブライアント、トロイ・ブラウンJr.、デイミアン・ジョーンズを獲得して今季へ臨む。

 ウェストブルックのトレードのウワサが根強く残るものの、レイカーズはビッグ3の周囲を新加入組と昨季から残るテイレン・ホートン・タッカーやスタンリー・ジョンソン、オースティン・リーブズ、ウェニエン・ガブリエル、ケンドリック・ナン(昨季はケガのため全休)といった選手たちが支えていくこととなる。

 ジャクソンが指摘したように、このチームの選手たちが健康体を維持し、リーグトップのディフェンシブ・レーティング(107.1)を残した一昨季のようなディフェンス力を発揮できるなら、決して侮ってはならないチームであり、少なくともプレーオフ進出争いから脱落することはないはずだ。

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