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11月24日(現地時間23日、日付は以下同)を終えた時点で、ウェスタン・カンファレンスではフェニックス・サンズが11勝6敗で首位の座を堅持している。
もっとも、2位のデンバー・ナゲッツ、3位のニューオーリンズ・ペリカンズ(いずれも11勝7敗)、4位のユタ・ジャズ(12勝8敗)とはいずれもわずか0.5ゲーム差で、10位のダラス・マーベリックス(9勝8敗)まで、10チームが2.0ゲーム差以内でひしめき合うという大混戦となっている。
2位のナゲッツは、24日にオクラホマシティ・サンダー戦を延長の末に131-126で勝利。23日のデトロイト・ピストンズ戦に続いて2連戦の2日目ということもあり、ナゲッツは先発のジャマール・マレー(休養)、マイケル・ポーターJr.(左かかと)に加え、ボーンズ・ハイランド、イシュ・スミス、ジェフ・グリーンらが欠場していた。
だがこの試合で二コラ・ヨキッチがゲームハイの39得点に10リバウンド9アシスト、4本の3ポイントシュートを成功させたアーロン・ゴードンが30得点8リバウンド4アシスト2ブロック、ブラッコ・チャンチャーが20得点4リバウンド5アシスト3ブロック、ケンテイビアス・コールドウェル・ポープが15得点8リバウンドをマーク。
そしてブルース・ブラウンが両チーム最多の44分58秒プレーしてキャリア初のトリプルダブル(17得点13リバウンド10アシスト)に4スティールと大暴れ。延長残り17秒にはフローターを決めて4点差へと広げ、決勝弾も沈めてみせた。
「彼は勝者。彼は毎晩、一生懸命プレーしてくれる男なんだ。45分もプレーして、ものすごく強烈なスタッツを残してくれたよ」とマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)から絶賛されたブラウンは、今シーズンからナゲッツへ新加入し、18試合(うち先発は6試合)に出場して平均28.8分11.1得点4.6リバウンド4.8アシストに3ポイントシュート成功率40.0パーセント(平均1.3本成功)を残している。
ナゲッツでトリプルダブルといえば、NBA歴代6位の79回も達成している万能型ビッグマンのヨキッチが真っ先に浮かぶはず。だが『ESPN Stats & Info』によると、ヨキッチ以外の選手がトリプルダブルを記録したのは、2013年4月のアンドレ・イグダーラ(現ゴールデンステイト・ウォリアーズ)以来初。
先発、控えを問わず、チームのために献身的なプレーを見せるブラウン。NBAキャリア5年目を迎えた26歳は、新天地ナゲッツでも貴重な活躍を続けている。
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