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12月1日(現地時間11月30日)、ロサンゼルス・レイカーズがシューターのマット・ライアンを解雇したとと報じられた。現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。
The Lakers are waiving wing shooter Matt Ryan, sources tell @TheAthletic @Stadium. Ryan impressed in stint with L.A., shooting 38.2 percent from 3, including a clutch shot in win over Pelicans in November. The move opens up a roster spot for Lakers ahead of Dec. 15 trade date.
— Shams Charania (@ShamsCharania) December 1, 2022
レイカーズを去ることとなった同選手は、現在25歳で198センチ98キロのフォワード。ノートルダム大学など3校のカレッジでプレーしたあと、フードデリバリーの仕事と並行しながらリーグ入りの道を模索した。2021年のサマーリーグではクリーブランド・キャバリアーズの一員としてプレーし、今年の4月にボストン・セルティックスでNBAデビューを果たしたものの、1試合の出場にとどまっている。
ライアンに転機が訪れたのは今シーズンの開幕前のこと。ロサンゼルス・レイカーズのトレーニングキャンプに参加し、プレシーズンマッチでは1試合平均8.2得点をマークするなど、コンスタントにポイントを獲得。3ポイントシュート成功率は35.5パーセントを記録し、レイカーズがシューターを求めていたこともあり、無保証の1年契約でロスターの座を勝ち取った。
シーズンが始まってからも一定のプレータイムが与えられ、11月3日に開催されたニューオーリンズ・ペリカンズ戦ではチームを延長戦に導く劇的な3ポイントシュートを成功。オーバータイムでも激闘を繰り広げた両チームだったが、120-117でレイカーズが見事に勝利を収めた。
しかし、11月中盤からはプレータイムが激減。12月1日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦で4試合ぶりとなる出場を果たしたが、プレーしたのは大きくリードを獲得した第4クォーターの残り1分55秒のみで、唯一放った3ポイントシュートも外れ無得点に終わっている。
2日時点でチーム全体の3ポイントシュート成功率は32.4パーセントと、依然としてリーグ下位に沈んでいるレイカーズ。個人では37.1パーセントを記録し、チーム内では高確率を維持していたライアンを解雇したことで、シャラニア氏のツイートには「なんてことだ」、「レイカーズは冗談を言っているのか」といったリプライが殺到した。
レイカーズは現地12月15日のトレード解禁に向けてロスターの枠を空けたと見られているが、球団はお目当ての選手を確保できるだろうか。
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