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12月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ブルックリン・ネッツがホームのバークレイズ・センターでトロント・ラプターズ戦に114-105で勝利し、今シーズン最長の4連勝を飾った。
直近9試合で7勝2敗と白星先行になったチームについて、カイリー・アービングは試合後に「(僕らは)すごく自信をもってプレーできている。皆がそれぞれの役割を受け入れているんだ。(チームは)今、いいリズムをつかんでいる。これを続けていきたいね」と語り、自信を見せていた。
この日はカイリーがゲームハイの27得点に5リバウンド5アシスト2スティール、ケビン・デュラントが17得点9リバウンド7アシスト2ブロック、ジョー・ハリスが5本の長距離砲を沈めて計17得点に5リバウンド4アシスト、ニコラス・クラクストンが15得点9リバウンド3ブロック、ロイス・オニールが11得点8リバウンド4アシストを記録。
そしてこの試合で、今夏にフリーエージェント(FA)として加入したTJ・ウォーレンがネッツデビュー。16分38秒プレーして10得点4リバウンド1スティールを残した。
「まるで夢みたいだった。コートに入ってすぐに『おぉ、これは現実なんだ』って。で、(コートを)行ったり来たりして『いいか。これはバスケットボールなんだ』ってなった。コートへ出てみんなと競い合えて、めちゃくちゃ楽しかったよ」
そう語ったウォーレンは、インディアナ・ペイサーズ在籍時の2020年12月30日を最後に戦線離脱。左足に複数回の疲労骨折が発覚し、2020-21シーズンはそのまま全休、翌2021-22シーズンも全休を余儀なくされてきた。
ネッツは現在、ヒザの裏を痛めたベン・シモンズ、右ハムストリングの張りのため渡邊雄太が欠場中。2019-20シーズンに平均19.8得点4.2リバウンド1.5アシスト1.2スティールを残した実績を持つウォーレンの復帰は、チームに新たなオプションを加えることになると言えるだろう。
「僕の能力はコートで多才になって、2ウェイプレーヤーになること。それはNBA入りしてから、プライドを持っていることなんだ。複数の選手をガードしつつ、同時にコート上のどこからでも点を取れる選手になること」
今後ウォーレンが試合勘を取り戻し、調子を上げていくことができるなら、シモンズと渡邊が復帰後、ネッツはさらに強力なチームとなるに違いない。
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