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12月16日(現地時間15日)、NBAは同月11日に開催されたブルックリン・ネッツ対インディアナ・ペイサーズの試合において、ネッツがケビン・デュラントら計8選手を欠場させたことに2万5000ドル(約340万円、1ドル137円で換算)の罰金を下したと発表した。
ネッツとペイサーズのカードは、試合開始前の段階でデュラント、カイリー・アービング、TJ・ウォーレン、ロイス・オニール、ベン・シモンズ、ニコラス・クラクストンの欠場が確定。ロスターに登録されていたセス・カリー、ジョー・ハリスもコートに立つことはなく、計8選手がプレーしなかった。
中核メンバーを欠いたネッツだったが、パティ・ミルズやマーキーフ・モリスらベテランが先発でチームをけん引すると、ベンチからキャム・トーマスが33得点を挙げるなどハイペースなゲームを展開。右ハムストリングの張りから復帰した渡邊雄太の活躍もあり、136-133で白星を獲得した。
試合が行われていた当時、ネッツのジャック・ボーンヘッドコーチは「議論の余地はない」とコメント。「セスとジョーがオフシーズンに足首の手術をした。ケビンは出場時間でリーグをリードしている。ロイスは個人的な理由で欠場することになった。このような場合、一体どうしたらいいんだ」と、致し方ない判断だったと語った。
また、デュラントのプレーを観戦に来たインディアナポリスのファンについても指揮官は謝罪の言葉を述べている。「私は組織の将来を考えている。もしこの日があなたの選んだ試合だったのなら、本当に申し訳ない。だが、彼(デュラント)は今シーズンの初めから全力で戦ってきたんだ」。
10日にはホームでアトランタ・ホークスと対戦し、120-116と接戦を繰り広げていたネッツ。ペイサーズ戦を楽しみにしていた地元ファンにとっては不運な出来事だったが、敵地に移動しての2連戦目ということもあり、ボーンHCは主力陣を休ませる決断を下したのだろう。
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