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12月18日(現地時間17日)、メキシコシティ・アリーナでマイアミ・ヒートとサンアントニオ・スパーズによる「メキシコシティゲーム」が催された。同イベントではNBAのレギュラーシーズン1試合がメキシコで行われ、今回は2019年以来の開催(通算31回目)となる。
先手を取ったのはヒート。連日好パフォーマンスを披露しているタイラー・ヒーローがダンクやジャンプシュートで会場を沸かせると、大黒柱のジミー・バトラーも続いてリードをつかむ。しかし、残り4分36秒からスパーズに0-16のランを仕掛けられ、25-28と3点ビハインドで最初のクォーターを終えた。第2クォーターでは互角の戦いが繰り広げられ、終盤にはバトラーが“3点プレー”などで見せ場を作り、52-55でハーフタイムを迎える。
第1クォーターとは一転して、第3クォーターでは追いかける時間が続いたヒート。ヒーローやバトラーなどが積極的なオフェンスを披露するも、逆転には至らず80-84と4点ビハインドで勝負は最終クォーターに持ち越された。
勝負の第4クォーター、ダンカン・ロビンソンが“4点プレー”でチームに勢いをもたらすと、バム・アデバヨもこぼれ球を押し込み徐々に点差を拡大。試合時間残り2分半を切ったところで10点リードに成功し、その後も危なげない試合運びを見せ、最終スコア111-101でヒートが白星を飾った。
4連勝と波に乗るヒートは、バトラーが26得点5リバウンド4アシスト、アデバヨが22得点13リバウンド、ヒーローが21得点6リバウンド7アシストをマーク。ベンチからはビクター・オラディポが5スティール、ロビンソンが12得点を挙げるなど、チーム一体となって勝利をつかみ取った。
■試合結果
マイアミ・ヒート 111-101 サンアントニオ・スパーズ
MIA|25|27|28|31|=111
SAS|28|27|29|17|=101
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