2022.12.17

渡邊雄太が古巣ラプターズ戦で17得点! 土壇場の逆転3ポイントでネッツの3点差勝利に貢献

古巣戦で躍動した渡邊[写真]=Getty Images
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 12月17日(現地時間16日)に渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツがスコシアバンク・アリーナでトロント・ラプターズと対戦した。

 敵地に乗り込んだネッツは、試合の立ち上がりは劣勢を強いられる。フレッド・バンブリートを中心としたラプターズのオフェンスに29得点を許し、19−29と10点差で最初のクォーターが終了。続く第2クォーターも点差を積めることはできず、52-62でハーフタイムを迎えることに。渡邊は1本の3ポイントやスティールからのダンクを含む7得点で前半を終えた。

 後半に入るとネッツの反撃がスタート。カイリー・アービングを中心にジリジリと点差を詰めると、第3クォーター残り3分25秒にケビン・デュラントの得点でついに逆転に成功。その後、渡邊のレイアップなども決まり、88-84と4点リードで最終クォーターへ。

 第4クォーターのネッツは、渡邊のコーナースリーでスタート。中盤までリードを譲ることなく試合を進めるも、試合時間残り1分1秒にバンブリートに逆転弾を許してしまう。そんななか、1点ビハインドで迎えた残り15秒のシーン。カイリーからのパスをコーナーで受けた渡邊が3ポイントを確実に沈め、土壇場での逆転に成功する。

 その後、ネッツは一度は追い付かれるも、残り3秒からのオフェンスでカイリーがブザービーターで3ポイントを沈め、最終スコア119-116で劇的勝利を収めた。渡邊は20分52秒のプレータイムで3本の3ポイントを含む17得点、さらに3リバウンド1アシスト1スティールをマークした。

 ネッツはカイリーが32得点、デュラントが28得点と躍動。ラプターズはバンブリートが39得点を挙げたものの、悔しい敗戦を喫することとなった。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 119-116 トロント・ラプターズ
BKN|19|33|36|31|=119
TOR|29|33|22|32|=116

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