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1月14日(現地時間13日)、サンアントニオ・スパーズは旧本拠地のアラモドームでゴールデンステイト・ウォリアーズと対戦。チームのサンアントニオ移転50周年を記念したメモリアルゲームとなったが、当日の会場にはNBAのレギュラーシーズンで過去最多となる6万8323人の観客が来場した。現地メディア『ESPN』などが伝えている。
68,323 fans.
A record-breaking night in the Alamodome. pic.twitter.com/qTcP3f5Ncg
— NBA (@NBA) January 14, 2023
これまでのレギュラーシーズン最多動員数は、1998年3月28日にジョージア・ドームで行われた、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズとアトランタ・ホークスによる一戦の6万2046人。またアラモドームでは、1999年6月19日のNBAファイナル第2戦で記録した3万9554人が過去最高の観客動員数となっていた。
ウォリアーズ戦には球団のレジェンド、デイビッド・ロビンソンも登場し、第3クォーターが終了したタイミングで会場に観客動員数を発表。「スパーズファンは再びリーグの標準線を作り出した」とも述べ、アラモドームは「Go Spurs Go!」のチャントで埋め尽くされた。
試合は113-144で手痛い黒星となったが、フォワードのケルドン・ジョンソンは「ファンは僕たちが想像していたものを超えていた。今夜を特別なものにしてくれたね」と、ファンに感謝の言葉を贈っている。
また、ウォリアーズを率いるステフィン・カリーも「50年の歴史と、この組織に起こった素晴らしい瞬間の数々、そして偉大なプレーヤーたち。6万4000人(実際は6万8323人)もの観客を集めてくれたおかげか、今シーズンで最高のロードパフォーマンスを披露できたよ」と、スパーズが成し遂げた功績をたたえた。
長年に渡ってスパーズを率いるグレッグ・ポポヴィッチヘッドコーチは、「ファンは我々が攻め立てられているのにもかかわらず、試合を楽しめたようだね。彼らは地獄のような時間を過ごしていただろうから、多くのビールが売れたに違いない」と、ジョークを交えつつ試合を振り返っている。