2023.02.27

ホークスがクイン・スナイダーのHC就任を発表…ジャズでは6年連続でプレーオフ進出

ホークスの新指揮官に就任したスナイダー[写真]=Getty Images
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 2月27日(現地時間26日)、アトランタ・ホークスクイン・スナイダーと今シーズンの残りを含む5年契約で合意し、同チームのヘッドコーチに就任することを発表した。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えている。

 ホークスが新指揮官に据えたスナイダーは、2014-15シーズンから2021-22シーズンまでの8季に渡ってユタ・ジャズのHCを務めている。直近の6シーズンすべてでジャズをプレーオフに導く采配を見せたが、昨シーズンは1回戦敗退に終わり、昨年6月に辞任が発表されていた。

 今季は思うように勝ち星が伸ばせず、勝率が5割程度(27日時点で31勝30敗)にとどまっているホークス。チームに変化を加えるため、22日にネイト・マクミランHCを解任し、その後はスナイダーとの契約に迫っていると報道されていた。具体的な契約金は明かされていないものの、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、年平均で800万ドル(約10億9000万円)に上る見込みだ。

 ジャズでの8シーズンでは通算372勝264敗で勝率58.5パーセントを記録し、長年に渡って同球団を指揮したジェリー・スローンの後を受け継いでプレーオフ常連のチームへと変貌させたスナイダー。自身が得意とする緻密な戦術と強固なディフェンスシステムをもとに、ホークスを“勝てる”チームに昇華させることはできるだろうか。

 なお、スナイダーは3月1日のワシントン・ウィザーズ戦からホークスのサイドラインに並ぶと予想されている。