2023.03.02

レブロン不在のレイカーズがサンダーとの接戦を制す…途中出場八村は攻守で躍動

9得点9リバウンド2アシストを記録した八村/写真は現地2月28日のグリズリーズ戦のもの[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 3月2日(現地時間3月1日)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズは敵地でオクラホマシティ・サンダーと対戦した。

 レブロン・ジェームズが右足首の負傷により離脱し、先日のマブス戦で連勝ストップとなったレイカーズ。サンダー戦には、デニス・シュルーダー、トロイ・ブラウンJr、マリーク・ビーズリージャレッド・バンダービルトモー・バンバが先発出場した。

 序盤からリードする展開のレイカーズは、ブラウンJrからのパスでバンダービルトアリウープダンクを決めて勢い付くも徐々に点差を詰められ、ジェイレン・ウィリアムズの3ポイントシュートでサンダーに逆転を許す。その再びリードし、残り5分29秒でバンダービルトと変わって八村塁が登場。八村は、ダンクショットを狙ってファウルを誘い、フリースロー2本を決めた。31−30、レイカーズ1点リードで第1クォーターが終了。

 続く第2クォーター、開始から登場した八村はスクリーンプレーでロニー・ウォーカー四世のバスケットカウントを演出し、5分16秒にアウト。2得点5リバウンドで前半のプレーを終えた。レイカーズはオースティン・リーブスがプルアップでバスケットカウント、対するサンダーは、ジョシュ・ギディーが要所でフィンガーロールやバンクショットを沈め、白熱したシーソーゲームを繰り広げたまま前半終了。57−60とレイカーズ3点ビハインドで後半へ。

 第3クォーター、ブラウンJr.のバスケットカウントでレイカーズは同点に追いつく。その後一時劣勢となるが、残り4分56秒でビーズリーと変わって八村が再びコートイン。レイアップシュートで得点すると、リバウンドからシュルーダーの3ポイントシュートをアシストし、この得点でレイカーズは再び優勢に。八村は、残り40秒でバンダービルトと交代しベンチに下がったが、勢いづいたレイカーズは、90−84で6点リードに成功し、最終クォーターへ。

 迎える第4クォーター、フル出場した八村は、鮮やかに3ポイントシュートを決めると、ルーゲンツ・ドートジェイレン・ウィリアムズのシュートもブロックし守備でも躍動し、ブロックから演出した速攻でダンクショット。サンダーの猛追を跳ね除け123−117で勝利した。

 レブロンに加え、ディアンジェロ・ラッセルアンソニー・デイビスといった主力を怪我で欠く中レイカーズは、ビーズリーが27得点6リバウンド、シュルダーが26得点6アシストをマーク。八村は、27分出場9得点9リバウンド2アシストを記録している。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 123-117 オクラホマシティ・サンダー
LAL|31|26|33|33|=123
OKC|30|30|24|33|=117

マリーク・ビーズリーの関連記事