2024.02.06
6月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは、センターのモー・バンバ、ガードのシャキール・ハリソンをウェイブ(保有権を放棄)し、チームオプションとなっていたガードのマリーク・ビーズリーの来シーズンの契約を破棄した。
翌7月1日から幕を開けるフリーエージェント(FA)選手たちとの交渉解禁を前に、レイカーズはチームオプション行使または破棄の期限日に3選手を手放すことを決断。
ハリソンはレギュラーシーズン最終日の4月10日に契約し、バンバとビーズリーは2月10日のデッドラインに成立したトレードでロスターへ加わった。特にビーズリーはレイカーズ加入後に26試合へ出場して平均23.9分11.1得点3.3リバウンド1.2アシスト、3ポイントシュート成功率35.3パーセント(平均2.5本成功)を残したものの、「NBAプレーオフ2023」では徐々に出番が減っていき、デンバー・ナゲッツとのカンファレンス・ファイナルではわずか1試合で57秒のプレータイムに終わっていた。
当初、2023-24シーズンにハリソンは約241万ドル(約3億4704万円)、バンバは1030万ドル(約14億8320万円)、ビーズリーは約1652万ドル(約23億7888万円)のサラリーを受け取る予定だった。今後、ウェイブされた後に制限なしFAとなってレイカーズと再契約を結ぶ可能性こそ残されているものの、現段階ではチーム退団となった。
今夏のFA戦線で、レイカーズはディアンジェロ・ラッセル、デニス・シュルーダー、ロニー・ウォーカー四世らが制限なしFA、オースティン・リーブスと八村塁が制限付きFAとなっており、カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった戦力を維持するためにはリーブス、八村との再契約が必須という様相だ。
また、ノンタックス・ミッドレベル枠として、レイカーズはシックスマンとしてナゲッツの優勝に貢献したブルース・ブラウン、ミルウォーキー・バックスのベテランセンターとして活躍してきたブルック・ロペスとの契約に関心を示していると『ESPN』が報じている。
まもなくスタートするFA戦線で、レイカーズがレブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスというスーパーデュオの周囲をどのように固めていくかは必見だ。
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