2023.05.27

1位はコービー、2位と4位に現役がランクイン/レイカーズ史上最高収入選手トップ5

20年の在籍で約459億円を手にしたコービー[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2022-23シーズンのチャンピオンシップ獲得をかけた「NBAプレーオフ2023」はカンファレンス・ファイナルの終盤に差し掛かっており、6月2日(現地時間1日、日付は以下同)から王座獲得をかけた「NBAファイナル2023」がスタートする。

 ロサンゼルス・レイカーズはデンバー・ナゲッツとのウェスタン・カンファレンス・ファイナルで4戦全敗のスウィープ敗退を喫したのだが、NBAのフランチャイズとして史上最多となる63度目のプレーオフ進出を果たした。

 だが今夏このチームはマリーク・ビーズリーの来シーズンの契約がチームオプションで、ディアンジェロ・ラッセルデニス・シュルーダーロニー・ウォーカー四世、トロイ・ブラウンJr.らが制限なしフリーエージェント(FA)、そしてオースティン・リーブス八村塁が制限付きFAとなることから、来シーズンも同じ布陣で開幕を迎えることができるかどうかは微妙と言わざるを得ない。

 なお、このレイカーズという球団ではこれまで、コービー・ブライアントやアービン“マジック”ジョンソン、カリーム・アブドゥル・ジャバー、シャキール・オニール、ウィルト・チェンバレン、ジェリー・ウェスト、エルジン・ベイラー、ゲイル・グッドリッチ、ジョージ・マイカン、ジェームズ・ウォージー、ジャマール・ウィルクス、パウ・ガソルといったスーパースターたちがプレーしてきた。

 ここからは、5月26日に『Hoops Hype』へ公開された記事のなかから、球団創設75シーズン目を終えたレイカーズに在籍してきた期間で、最も多くのサラリーを手にしてきたトップ5選手をお届けしていこう。
※日本円はいずれも1ドル=140円で換算

ロサンゼルス・レイカーズ史上最高収入選手トップ5

1位.コービー・ブライアント(在籍20シーズン)
年俸総額:3億2823万7108ドル(約459億5318万円)
1試合平均年俸:20万9602ドル(約2934万4280円)
最高年俸:3045万3000ドル(約42億6342万円/2013-14シーズン)

2位.レブロン・ジェームズ(在籍5シーズン)
年俸総額:1億9796万6106ドル(約277億1524万円)
1試合平均年俸:61万6716ドル(約8634万240円)
最高年俸:4447万4988ドル(約62億2650万円/2022-23シーズン)

3位.シャキール・オニール(在籍8シーズン)
年俸総額:1億4474万9716ドル(約202億6486万円)
1試合平均年俸:22万7593ドル(約3186万3020円)
最高年俸:2474万9999ドル(約34億6500万円/2003-04シーズン)

2000年から3連覇を達成した主要人物たち(左からシャック、コービー、フィル・ジャクソンHC)[写真]=Getty Images

4位.アンソニー・デイビス(在籍4シーズン)
年俸総額:1億3317万7099ドル(約186億4478万円)
1試合平均年俸:56万4309ドル(約7900万3260円)
最高年俸:3798万720ドル(約53億1734万円/2022-23シーズン)

5位.パウ・ガソル(在籍約7シーズン)
年俸総額:1億1252万1353ドル(約157億5294万円)
1試合平均年俸:21万5558ドル(約3017万8120円)
最高年俸:1928万5850ドル(約26億9990万円/2013-14シーズン)

トップのコービーは驚異の459億円超え! 
球団史上17度目の優勝を成し遂げたレブロンとデイビスがトップ5入り

 1位のコービーは約459億5318万円。在籍年数に加え、通算得点や出場試合、出場時間数、スティールなど数多くの部門で球団最多記録を保持しており、8番と24番がいずれも永久欠番となっている。

 2位のレブロン、4位のデイビスはいずれも現役で、チームが2020年にフランチャイズ史上17度目のNBAチャンピオンに輝く殊勲者となった超強力デュオ。今シーズンはレイカーズをプレーイン・トーナメント進出圏外からプレーオフへ導き、カンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献。

在籍5年目を終えたレブロンはすでに球団史上2位に入っている[写真]=Getty Images

 3位のシャックはコービーらとともに2000年から2002年にかけて3連覇を達成し、3年連続でファイナルMVPに選ばれたNBA史上最も支配的なビッグマンの1人。5位にはコービーの相棒として2009、2010年に2連覇を成し遂げるうえで不可欠な働きを見せた万能型ビッグマンのガソルがランクイン。今年3月には背番号16が永久欠番入りした。

 トップ5は1990年代後半以降に加入した選手たちが独占する結果となっており、今シーズン途中までの約2シーズン在籍したラッセル・ウェストブルック(現ロサンゼルス・クリッパーズ)が総額7774万7711ドル(約108億8458万円)で6位に名を連ねている。

コービー・ブライアントの関連記事