2023.02.28

球宴後に2戦負けなしと挽回中のレイカーズに暗雲…レブロンが数週間の離脱か

マブス戦で右足を痛めていたレブロン[写真]=Getty Images
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 2月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは、レブロン・ジェームズが右足の痛みにより3月1日のメンフィス・グリズリーズ戦を欠場すると発表した。

 レブロンは27日に行われたダラス・マーベリックスの第3クォーター残り3分15秒に、ドライブで着地した際に右足を痛めていた。だがその後もコートでプレーを続け、第4クォーターには両チーム最多の11得点を奪っており、計26得点8リバウンド3アシストの活躍で、27点差からの逆転勝利(111-108)に貢献。

 試合後、右足を引きずって歩いていたレブロンは「良くはなっている。それは確かなこと。だが俺はロッカールームへ行くとは思っていなかった。今夜のゲームを終えるつもりもなかったんだ。この試合の重要性を理解していたし、勢いは俺たちにあった。自分たちにはまだ勝てる気がしていたんだ」という言葉を残していた。

 この勝利でレイカーズはオールスターブレイク明けから2戦負けなし。10日のトレードデッドライン以降の5試合で4勝1敗と勝ち越しており、ウェスタン・カンファレンス12位(29勝32敗)にいる。

 ところが、28日になって『ESPN』と『The Athletic』は、レブロンが数週間の離脱になる恐れがあると報道。現在、チームは先発ポイントガードのディアンジェロ・ラッセルも右足首捻挫のためグリズリーズ戦の出場が危ぶまれていることから、窮地に陥ってしまったと言えるだろう。

 キャリア20年目の大ベテランは、今シーズンここまで47試合の出場で平均36.1分29.5得点8.4リバウンド6.9アシストをマーク。この男が欠場した14試合でチームは5勝9敗と負け越している。

 また、『ESPN』によると、今シーズンのレイカーズはレブロン出場時のオフェンシブ・レーティングが115.1なのに対し、不在時は107.2までダウン。ディフェンシブ・レーティングも出場時が111.4で不在時は113.8と悪化。レブロン不在時のオフェンシブ・レーティングは、30位のヒューストン・ロケッツ(109.2)をも下回るリーグワーストとなっている。

 レイカーズはデニス・シュルーダーアンソニー・デイビスを中心に、ジャレッド・バンダービルトマリーク・ビーズリーモー・バンバ八村塁といった途中加入組の奮起でレブロン不在期間をなんとか乗り越えたいところだ。

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