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3月10日(現地時間9日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズは敵地フェデックス・フォーラムでメンフィス・グリズリーズ戦へ臨んだ。
だが「相手のプレーが非常に良くなって、我々のプレーはいっそう悪くなった」とスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)が振り返ったように、ウォリアーズは第1クォーターから28-48と圧倒され、一度もリードを奪えずに110-131で完敗を喫することに。
この試合、左足の靭帯や骨間膜の部分損傷から復帰して3試合目となったステフィン・カリーがゲームハイの29得点に7リバウンド4アシスト。さらにジョーダン・プールが22得点4アシスト、ドレイモンド・グリーンが16得点5リバウンド7アシスト3スティール、クレイ・トンプソンが14得点、タイ・ジェロームが11得点を残すも、昨シーズンの王者はホーム5連勝から一転してアウェー3連敗となった。
ウォリアーズは今シーズン開幕からアウェー8連敗スタートを切っており、1月31日のオクラホマシティ・サンダー戦を最後にまたもやアウェー8連敗と、1シーズンで2度目のアウェー8連敗と苦戦。
11日を終えた時点で、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス7位の34勝33敗と、プレーイン・トーナメント進出圏内にいるものの、ホームのチェイス・センターこそ27勝7敗ながら、アウェーでは7勝26敗と内弁慶な状況が続いている。
「全体的に見て悔しい。ロード(アウェー)で勝つことができず、そのために必要とされるアジャストもできていない。僕らは今でもロードで勝つ方法を模索しているところなんだ」
カリーは試合後にそう語り、敵地でなかなか勝てずにいる現状を悔やんでいた。ウェストのプレーオフならびにプレーイン争いは激化しており、苦手だからといってこのまま負け続けるわけにはいかないことは、カリーをはじめ、ウォリアーズの選手たち、コーチ陣も痛感しているはず。
ウォリアーズは12日にミルウォーキー・バックス、14日にフェニックス・サンズとのホームゲームが控えているものの、16日からアウェー5連戦が組まれているだけに、なんとかして苦手意識を克服していきたいところだ。
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