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3月14日(現地時間13日)、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントがフロリダ州でカウンセリングプログラムに参加していることが報じられた。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が伝えている。
Reporting with @ESPN_MacMahon: Memphis Grizzlies guard Ja Morant has entered a counseling program in Florida and there remains no timetable for his return to active play.
— Adrian Wojnarowski (@wojespn) March 13, 2023
Instagramのライブ配信で拳銃を映し、リーグから最低2試合の出場停止処分が下されていたモラント。警察の調査で刑事責任は問われないことが決定したが、ライブ配信を行った数時間前に出場した4日のデンバー・ナゲッツ戦を最後に、コートからは遠のいている。
騒動について、モラントは「家族、チームメート、コーチ、ファン、パートナー、メンフィスという街、そしてリーグの組織全体に対し、失望させてしまったことを深くお詫びいたします。私はしばらく試合から離れ、自身のストレスや幸福に対処するためのより良い方法を見つけるべく、学びに取り組む所存です」と、声明で謝罪の言葉を述べていた。
フロリダで精神状態の回復に努めているモラントだが、依然として試合への復帰予定は決まっておらず、チームに合流するには時間を要するだろう。リーグも調査を継続しており、オールスターガードが乗り越えなければならないステップはまだ残されている。
なお、モラントのシグネチャーシューズを制作しているナイキは「我々はジャの説明責任、そして自身が必要としている助けを得るために時間を割いていることを評価しており、彼の幸福が優先されることを支持しています」と声明を発表し、リーグを代表する若手ガードをサポートする姿勢を見せている。
モラントがチームを離れてからの5試合で、離脱直後の2試合は敗北を喫したものの、直近の3試合はすべて勝利を収めているグリズリーズ。これまで培ってきた地力を遺憾なく発揮し、引き続きエースの不在をチーム全員でカバーしてもらいたい。