2023.03.16

NBAがジャ・モラントへ8試合の出場停止処分…日本時間21日のマブス戦で復帰見込み

リーグから出場停止処分を科されたモラント[写真]=Getty Images
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 3月16日(現地時間15日、日付は以下同)。NBAは、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントへ、8試合の出場停止処分(無給)を科したと発表した。

 モラントは今月5日にコロラド州のナイトクラブで銃器を持っている様子をSNSでライブ配信。リーグへ有害な行為をしたことに対する処分となった。

 この日NBAのニューヨークオフィスでは、アダム・シルバー(NBAコミッショナー)とモラントが今回の件について会議をし、その場にはジョー・デュマース(NBAのバスケットボール運営部代表)やタミカ・トレマリオ(NBA選手会の常務理事)らが出席。

 リーグの事務局はモラントが5日に行ったことについて調査。その結果、モラントがチームとの遠征中やNBAの施設内で銃を所持していたことは判明せず、コロラド州当局はモラントが罪に問われる十分な証拠を見いだせなかった。

 リリースのなかで、シルバー コミッショナーは「ジャの行為は無責任で、無謀であり、非常に危険なものでした。特に彼をリスペクトする若いファンの間で、彼が持つ絶大な人気と影響力を考慮すると、深刻な結果をもたらすものです。彼は自身の行為を心から悔い、反省しています。ジャが今回の一件から学び、メンフィス・グリズリーズとさらに広いNBAコミュニティに対する彼の義務と責任が、コートでのプレーをはるかに超えたものであると理解していると、私へ明確に示してくれました」と述べた。

 キャリア4年目のモラントは、2年連続でオールスターに選出された23歳のポイントガード。今シーズンはここまで53試合の出場で平均27.1得点6.0リバウンド8.2アシスト1.1スティールを残している。

 現在、モラントは6試合連続で欠場中。無給の出場停止処分はこの期間も含まれることから、18日のサンアントニオ・スパーズ戦、翌19日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦までの8試合がその対象となる。

 グリズリーズはここ6試合で3勝3敗を残しており、ウェスタン・カンファレンス3位の41勝27敗。モラントの復帰戦は21日にホームで開催されるダラス・マーベリックス戦になる見込みだ。

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