2023.03.20

出場停止処分期間を終えたジャ・モラント、日本時間21日のマブス戦は欠場

モラント(中央)とジェンキンズHC(右)[写真]=Getty Images
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 メンフィス・グリズリーズのオールスターガード、ジャ・モラントは今月5日にコロラド州のナイトクラブで銃器を持っている様子をSNSでライブ配信。リーグへ有害な行為をしたことで、16日にリーグから8試合の出場停止処分(無給)を科されていた。

 23歳のポイントガードは、6日のロサンゼルス・クリッパーズ戦から19日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦まで8試合連続で欠場したことで、リーグが科した8試合の出場停止期間を終えた。

 そのため、21日にホームで開催されるダラス・マーベリックス戦からモラントは復帰することが可能なのだが、グリズリーズはモラントの出場ステータスをOUT(欠場)としている。

 テイラー・ジェンキンズHC(ヘッドコーチ)によると、モラントには再び競争の舞台でプレーするためのスピードを取り戻し、元どおりの状態に戻すための時間が必要だという。モラントは2週間以上もゲームから遠ざかっていることから、現在はコンディションを取り戻す段階にあるようだ。

 幸い、チームはモラントが出場停止処分となっていた8試合で5勝3敗と勝ち越しており、デズモンド・ベインやジャレン・ジャクソンJr.ディロン・ブルックスらを中心に現在2連勝中。

 ウェスタン・カンファレンス3位の43勝27敗という好位置におり、2位のサクラメント・キングスとのゲーム差はなく、2位へ浮上する可能性も十分残されている。

 とはいえ、遅かれ早かれ、モラントがコートへ帰ってくることは確実視されていることから、再びコートを躍動する姿を楽しみに待ちたいところだ。

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