2023.03.24

多彩な活躍でキングスを支えるサボニス…そのスタッツはチェンバレンが残した記録に匹敵

好調キングスをけん引するドマンタス・サボニス(左)[写真]=Getty Images
国内外のバスケ情報をお届け!

 3月24日(現地時間23日)時点で43勝29敗を挙げ、ウエスタン・カンファレンスの3位につけているサクラメント・キングス。大混戦となっている西地区でも一歩抜け出しており、17年ぶりのプレーオフ進出は目と鼻の先に迫っている。

 チームの躍進に貢献している選手の1人、ドマンタス・サボニスは昨シーズンの2月に加わった新戦力。屈強なフィジカルと柔軟なプレーを両立させており、今シーズンに初のオールスター選出を飾ったディアロン・フォックスとともにチームをけん引している。

 高い決定力もサボニスの魅力の1つであり、その躍動ぶりは往年のレジェンドであるウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズ)に匹敵しているようだ。

 今シーズンに彼は1試合平均19.0得点12.5リバウンド7.3アシストを記録しており、フィールドゴール成功率は60.8パーセントをマーク。現地メディア『Sactown Sports 1140』のフランキー・カートセリ氏によると、この記録は往年のレジェンドであるウィルト・チェンバレン(元ロサンゼルス・レイカーズほか)が1966-67シーズンに残したスタッツに並んでいるという。

 当該シーズンでチェンバレンは1試合平均24.1得点24.2リバウンド7.8アシストを挙げ、フィールドゴール成功率は68.3パーセントを記録。平均19得点12リバウンド7アシストをフィールドゴール成功率60パーセントで達成した最初のプレーヤーとなったが、サボニスがこのまま記録を維持すれば、リーグを席巻した伝説のビッグマンに次ぐ2人目の記録達成者となる。

 今シーズンが始まってから欠場したのはたったの2試合と、持ち前の頑健さでチームを支えているサボニス。直近の2試合は勝利を逃しているが、チェンバレンに比肩しうるパフォーマンスで残りの10試合を走り切ってもらいたい。

BASKETBALLKING VIDEO