2023.05.11

オールNBAチームが発表…ヤニスが唯一の満票、MVPエンビードが初のファーストチーム入り

満場一致となったヤニス(左)とMVPのエンビード(右)[写真]=Getty Images
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 5月11日(現地時間10日、日付は以下同)。NBAは2022-23レギュラーシーズンのオールNBAチームを発表した。

 100名のスポーツライターと放送関係者たちによる投票で、ファーストチーム票が5ポイント、セカンドチーム票が3ポイント、サードチーム票では1ポイントが換算され、リーグベストの58勝24敗を残したミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボが、ファーストチーム票100を手にして500ポイントと、唯一となる満票のファーストチーム入り。

 ファーストチームにはアデトクンボのほか、ボストン・セルティックスのジェイソン・テイタム(ファーストチーム票92を含む計484ポイント)、最優秀選手賞(MVP)に選ばれたフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード(同87を含む計474ポイント)、オクラホマシティ・サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(同63を含む計407ポイント)、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチ(同60を含む計403ポイント)が名を連ねた。

 セカンドチームに入ったのは、ファーストチーム票32で計364ポイントのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)、同45で計349ポイントのドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)、同17で計188ポイントのステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、同1で計182ポイントのジミー・バトラー(マイアミ・ヒート)、同1で計169ポイントのジェイレン・ブラウン(セルティックス)の5選手。

現在ウェスト準決勝で対戦しているレブロン(左)とカリー(右)も選ばれた[写真]=Getty Images

 サードチームは計147ポイントのドマンタス・サボニス、ファーストチーム票1で計144ポイントのディアロン・フォックス(いずれもサクラメント・キングス)、計137ポイントのデイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)、計125ポイントのジュリアス・ランドル(ニューヨーク・ニックス)、計81ポイントのレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)が選ばれた。

 そのほか、オールNBAチームに落選したなかで多くのポイントを獲得した選手は、ガードでは計44ポイントのジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)、ファーストチーム票1で計39ポイントのドリュー・ホリデー(バックス)、フォワードでは計49ポイントのラウリ・マルッカネン(ユタ・ジャズ)、計35ポイントのケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、センターでは計65ポイントのアンソニー・デイビス(レイカーズ)となった。

 今シーズンのオールNBAチームに選ばれた選手たちは下記のとおり。
※チーム名は略称、並びは得票ポイント順、①=ファーストチーム、②=セカンドチーム、③=サードチーム

NBA 2022-23レギュラーシーズン オールNBAチーム一覧

■オールNBAファーストチーム
フォワード→ヤニス・アデトクンボ(バックス):通算7度目(①×5、②×2)
フォワード→ジェイソン・テイタム(セルティックス):通算3度目(①×2、③×1)
センター→ジョエル・エンビード(シクサーズ):通算5度目(①×1、②×4)
ガード→シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):初選出(①×1)
ガード→ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):通算4度目(①×4)

■オールNBAセカンドチーム
センター→ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):通算5度目(①×3、②×2)
ガード→ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ):初選出(②×1)
ガード→ステフィン・カリー(ウォリアーズ):通算9度目(①×4、②×4、③×1)
フォワード→ジミー・バトラー(ヒート):通算5度目(②×1、③×4)
フォワード→ジェイレン・ブラウン(セルティックス):初選出(②×1)

■オールNBAサードチーム
センター→ドマンタス・サボニス(キングス):初選出(③×1)
ガード→ディアロン・フォックス(キングス):初選出(③×1)
ガード→デイミアン・リラード(ブレイザーズ):通算7度目(①×1、②×4、③×2)
フォワード→ジュリアス・ランドル(ニックス):通算2度目(②×1、③×1)
フォワード→レブロン・ジェームズ(レイカーズ):通算19度目(①×13、②×3、③×3)

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