2023.06.29
ロサンゼルス・レイカーズは、フリーエージェント(FA)選手との交渉解禁初日となった7月1日(現地時間6月30日)に大きな動きを見せた。
まずは制限付きFAだった八村塁と3年5100万ドル(約73億4400万円)で合意。今年1月のトレードでワシントン・ウィザーズから加入した日本人フォワードは、プレーオフに入って躍動し、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスらとともに主力の一角となり、カンファレンス・ファイナル進出に大きく貢献。
そしてレイカーズはガードのゲイブ・ビンセントと3年3300万ドル(約47億5200万円)、フォワードのトーリアン・プリンスと1年450万ドル(約6億4800万円)、キャメロン・レディッシュと2年契約に合意と報じられた。
190センチ88キロのビンセントは、ドラフト外からはい上がり、マイアミ・ヒートで4シーズンをプレーしてきたポイントガード。昨シーズンは68試合の出場で平均9.4得点2.1リバウンド2.5アシストをマーク。「NBAプレーオフ2023」では平均12.7得点1.4リバウンド3.5アシストに3ポイントシュート成功率37.8パーセント(平均2.3本成功)をマークし、NBAファイナル進出に貢献してきた。
レイカーズは新たなボールハンドラーかつプレーオフを戦い抜くことが可能なディフェンス力を持つ27歳の新戦力を加えることに成功。
また、プリンスはキャリア7年を誇る29歳のフォワード(201センチ98キロ)、2019年のドラフト1巡目10位指名でNBA入りした23歳のレディッシュは八村の同期で、キャリア4シーズンをプレーしてきた203センチ98キロのウイングプレーヤー。
レイカーズのロスターが現時点で固まったわけではないものの、八村の再契約に成功したほか、ビンセント、プリンス、レディッシュとの契約が合意と報じられていることから、初日の動きとしては上々と言えるだろう。
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