2023.05.22

ヒートがセルティックスに圧勝してファイナル進出へ王手…ビンセントがPO自己最多の29得点

ヒートの得点をけん引したビンセント[写真]=Getty Images
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 5月22日(現地時間21日)、「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス・ファイナルが行われ、マイアミ・ヒートボストン・セルティックスとの第3戦に臨んだ。

 アウェーで連勝し、2勝0敗でホームに帰ってきたヒートは、ケビン・ラブの連続得点で先制する。しかし、開始約5分でラブが負傷退場することとなり、早々に先発パワーフォワードを欠くことに。それでも、中盤からはケイレブ・マーティンを中心に3ポイントシュートが要所で決まり、30-22で第1クォーターを終えた。

 続く第2クォーター、序盤からゲイブ・ビンセントやマーティンの長距離砲が決まると、バム・アデバヨは豪快なアリウープダンクを叩き込む。さらに、ダンカン・ロビンソンが2本の3ポイントを含む10得点と存在感を放ち、61-46とリードを広げて試合を折り返した。

 迎えた後半、ヒートは堅守を発揮し、セルティックスの得点ペースをさらに失速させる。ジミー・バトラーのバスケットカウントや、ビンセントの連続3ポイントが決まり、第3クォーター終了時には93-63と30点差に。第4クォーターでも攻撃の手を緩めないヒートは、ビンセント、ロビンソン、マーティンの3ポイントが決まり続け、128-102で快勝した。

 3連勝でファイナル進出へ王手をかけたヒートは、ビンセントがプレーオフキャリアハイとなる6本の3ポイントを含む29得点を挙げると、ロビンソンが22得点、マーティンが18得点、バトラーが16得点8リバウンド6アシスト、アデバヨが13得点、マックス・ストゥルースが10得点をマークした。

 一方のセルティックスは、ジェイソン・テイタムが14得点10リバウンド、ジェイレン・ブラウンが12得点6リバウンドにとどまり、シリーズ敗退に崖っぷちとなった。

■試合結果
マイアミ・ヒート 128-102 ボストン・セルティックス
MIA|30|31|32|35|=128
BOS|22|24|17|39|=102