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8月13日(現地時間12日、日付は以下同)。今年のバスケットボール殿堂入り式典が、マサチューセッツ州スプリングフィールドにあるシンフォニー・ホールで開催された。
今年はドウェイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、パウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、トニー・パーカー(元サンアントニオ・スパーズほか)、グレッグ・ポポビッチHC(ヘッドコーチ/スパーズ)を含む計11人と1チームが殿堂入り。
ウェイド、ノビツキー、ガソル、パーカーは今年の殿堂入り候補に初ノミネートされ、最初の年で殿堂入りを飾った。彼らが最後にNBAでプレーしたのは2018-19シーズンのこと。ガソルはケガから復帰し、2021年にスペインのFCバルセロナでプレーしたものの、短期間だったためこの年は除外となり、今年殿堂入りするケースとなった。
では、2024年、2025年、2026年という今後3年間のスパンで、元NBA選手たちのうち、殿堂入りする資格を手にするのは誰なのか。13日にアメリカのスポーツ専門局『ESPN』へ公開された記事のなかから一部抜粋して紹介していきたい。
■2024年
ビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)
アマレ・スタウダマイアー(元フェニックス・サンズほか)
ジャマール・クロフォード(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)
■2025年
JJ・レディック(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)
■2026年
カーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)
ラマーカス・オルドリッジ(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)
ラジョン・ロンド(現無所属)
NBA史上最長の22シーズンをプレーしてきたカーターは、通算2万5728得点でNBA歴代20位、出場1541試合で同3位に入っており、2000年のシドニー・オリンピックでアメリカ代表として金メダルも獲得。
スタウダマイアーは2017年に引退を表明後、2019-20シーズンに復帰して中国とイスラエルでプレー。だが今年のガソルのケースを考えると、すでに殿堂入りする資格は手にしていると言えるだろう。
ヒザなどのケガに苦しんできた男は、新人王に加えてオールスター6度、オールNBAチーム5度の選出を誇っているだけに、殿堂入りすることができるかは気になるところ。
クロフォードは今年6月に引退したルー・ウィリアムズ(元クリッパーズほか)と並び、最優秀シックスマン賞に歴代最多タイとなる3度も選ばれたインスタントスコアラーで、レディックはNBAで15シーズンをプレーしてきたシャープシューター。
NBA歴代9位の通算2万8289得点を残したカーメロは、75周年記念チームに選ばれているほか、アメリカ代表としてオリンピックで3つの金メダルも獲得しているだけに、殿堂入りが確実視されている。
NBAで16シーズンをプレーしたオルドリッジは7度のオールスター、5度のオールNBAチーム選出を誇るビッグマンで、通算2万558得点(歴代46位)を記録。ボストン・セルティックスとレイカーズで優勝を経験したロンドは、オールスターとオールディフェンシブチームにそれぞれ4度、オールNBAチームに1度名を連ねたポイントガードで、通算7584アシスト(歴代14位)を残してきた。
なお、『ESPN』はノミネートされながら、殿堂入りを果たせていない元選手たちのうち、来年以降に殿堂入りする可能性がある選手としてマーキス・ジョンソン(元ミルウォーキー・バックスほか)、マイケル・クーパー(元レイカーズ)、ジョー・ジョンソン(元アトランタ・ホークスほか)、ショーン・マリオン(元サンズほか)、ホーレス・グラント(元シカゴ・ブルズほか)を挙げている。
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