2023.10.09

プレシーズンゲーム初戦のサンズ、延長戦でピストンズを撃破…渡邊雄太は10得点5リバウンドで貢献

プレシーズンゲーム初戦でコートに立った渡邊[写真]=Getty Images
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 10月9日(現地時間8日)にNBAのプレシーズンゲームが行われ、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズはアウェーでデトロイト・ピストンズと対戦した。

 プレシーズンゲーム初戦に臨んだサンズは、ユスフ・ヌルキッチデビン・ブッカーブラッドリー・ビールケビン・デュラントジョシュ・オコーギーが先発に名を連ねた。

 試合開始から個人技で得点を重ねていくサンズは、新加入のデュラントが3ポイントシュートや“3点プレー”で魅せ、2ケタリードに成功。渡邊は第1クォーター残り4分に投入されると、3点弾やジャンパーをヒットし、46-29の17点リードで最初の10分間を終える。

 第2クォーターに入り、リードを保ち続けたサンズは中盤に先発陣を下げ、渡邊が再びコートへ。攻防両面で積極性を見せるも終盤にかけて点差を詰められ、70-59と11点を先行して試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、サンズは序盤に決めたグレイソン・アレンの3ポイントシュートを皮切りに、怒涛の勢いで長距離砲を炸裂。渡邊も連携から3点弾をお見舞いし、終盤には試合最大の26点差にも到達すると、104-84の20点リードで第4クォーターへ突入する。

 このまま逃げ切りたかったサンズだが、第4クォーターはピストンズの猛攻を止めきれず、122-122で試合は延長戦にもつれこむ。迎えたオーバータイム、渡邊はスティールからフローターを決めて流れをもたらすと、リバウンドでも献身性を披露。最後はサンズがフリースローを2本決め切り、最終スコア130-126で白星を挙げた。

 ピストンズとの激闘に勝利したサンズは、デュラントが12得点3リバウンド、ブッカーが12得点2アシスト、ビールが11得点4リバウンドをマーク。新戦力のアレンもベンチからチームハイ18得点を記録している。

 渡邊はチーム最長30分24秒のプレータイムで、10得点5リバウンド1アシスト2スティールとマルチな活躍を披露。3ポイントシュートは6本中2本を成功し、フィールドゴール成功率は44.4パーセント(9本中4本)の数字を残した。

■試合結果
フェニックス・サンズ 130-126 デトロイト・ピストンズ
PHX|46|24|34|18|8|=130
DET|29|30|25|38|4|=126

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