2023.11.10

レブロン・ジェームズのミュージアムが故郷オハイオ州アクロンにオープン

故郷にミュージアムを開くレブロン/写真は2018年のもの[写真]=Getty Images
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 レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)のこれまでの軌跡を讃えるミュージアム「レブロン・ジェームズ・ホームコート(LeBron James’ Home Court)」が、11月25日にオハイオ州アクロンにオープンする。

 このミュージアムでは、レブロンが少年時代に母親と住んでいたアパートの再現からはじまり、幼少期、高校時代、そしてNBAにおける数々の記念品の展示など、マルチメディア型の体験が提供されている。

 展示品の中には、2003年のNBAドラフトでレブロンが着用していた純白のスーツや、マクドナルド・オール・アメリカン(アメリカとカナダの高校卒業生選抜によるオールスターゲーム)で着用したユニフォーム、そして自身が全米の注目を集めたセント・ビンセント=セント・メアリー高校時代に実際に使用されていたバスケットゴールなどが含まれる。

 ミュージアムは、自身の財団であるレブロン・ジェームズ・ファミリー財団が今年設立したコミュニティセンターである「ハウス・スリー・サーティ(House Three Thirty)」内にオープンする。「スリー・サーティ」はアクロンのエリアコード(市外局番)である330にちなんでおり、3月30日に設立されている。なお、当センターは2018年にレブロンが創立した「アイ・プロミス・スクール(I Promise School)」に隣接し、同校の生徒や保護者をはじめとした地域住民に開かれたものとなっている。

 レブロンはプレスリリースで「アクロンという土地を多くの人に知ってもらうことが夢だったので、世界中のファンと一緒にこれまでの旅を共有できる場所をこの故郷に持てたことは僕にとって大きな意味がある。これまで、長きにわたって多くのことに取り組んできたが、それらを披露する時と場所が必ずくると常に思っていた」とコメントした。

 レブロンの故郷オハイオ州には、自身がルーキー時代から2度にわたり合計11シーズンを過ごしたクリーブランド・キャバリアーズがある。2016年にキャバリアーズのフランチャイズ初優勝を成し遂げた際、「Cleveland, this is for you!(クリーブランド、この優勝を君に捧げる!)」と叫んだレブロン。故郷に並々ならぬ愛情を持つレブロンだが、今回はミュージアム設立という新たな形で錦を飾った。

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