2023.11.10
11月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは、ロサンゼルス・クリッパーズとの“LA対決”第1ラウンドに臨み、延長の末に130-125で勝利を飾った。
2020年以来、12試合ぶりにクリッパーズを撃破したこの試合。レイカーズではレブロン・ジェームズが35得点12リバウンド7アシスト2ブロックと大暴れ。さらにアンソニー・デイビスが27得点10リバウンド3アシスト4ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが27得点6アシスト、オースティン・リーブスが15得点7リバウンド7アシスト3スティール、クリスチャン・ウッドが10得点11リバウンドを記録。
なかでもレブロンは、今シーズン最長の42分29秒もプレーしながら、豪快なダンクを炸裂させるなど会場を沸かせており、今シーズンのスタッツを平均35.6分24.6得点9.2リバウンド6.6アシスト1.4スティール1.0ブロックにフィールドゴール成功率56.5パーセントとした。
キャリア21年目のレブロンは、現役最年長の38歳で、年末には39歳を迎える大ベテランながら、依然としてリーグトップレベルを維持。『NBA History』によると、キャリア21年目の選手が1試合で35得点以上を記録したのは初だという。
NBAという世界最高のプロバスケットボールリーグで、21年以上もプレーしてきたのはレブロンを含めて6選手のみ。歴代最長の22シーズンを戦ったビンス・カーター(元トロント・ラプターズほか)を除くと、ダーク・ノビツキー(元ダラス・マーベリックス)、ケビン・ガーネット(元ミネソタ・ティンバーウルブズほか)、ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか)、ケビン・ウィリス(元アトランタ・ホークスほか)がいずれも21シーズンとなっている。
『StatMuse』によると、クリッパーズ相手に35得点を残したことで、レブロンはキャリア21年目のシーズンにおける1試合最多得点記録で、ノビツキー(30得点)を抜いて歴代トップに立った。さらに、今シーズンこれまでの4試合で挙げてきた得点がいずれもトップ10入りしていることからも、バスケットボール界の“キング”が21年目の選手として他を圧倒する数値をたたき出していると言っていい。
そのレブロンが所属するレイカーズは、5日のオーランド・マジック戦を皮切りに、アウェー4連戦が組まれている。その最終戦となる11日には、フェニックス・サンズとの「NBAインシーズン・トーナメント」のグループプレーへ臨むこととなる。
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