2023.11.02

今季最初の“LA対決”を制したのはレイカーズ…2枚看板が躍動、八村塁は2戦連続欠場

白熱したレブロン(左)とレナード(右)のマッチアップ[写真]=Getty Images
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 11月2日(現地時間1日)、八村塁所属のロサンゼルス・レイカーズロサンゼルス・クリッパーズと対戦した。

 今シーズン初の“LA対決”となったこの一戦。レイカーズはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスディアンジェロ・ラッセルオースティン・リーブスキャメロン・レディッシュの5名がスターターを務めた。なお、一つ前のオーランド・マジック戦でプレーしなかった八村は、脳震盪プロトコルによりクリッパーズ戦も欠場となった。

 デイビスのジャンパーやラッセルの3ポイントシュートから得点を重ねていくレイカーズ。第1クォーター中盤からはカワイ・レナードに怒涛の勢いでスコアを決められ、24-37と13点ビハインドで最初の10分間を終える。

 続く第2クォーター、互いに点を取り合う展開のなかで、レイカーズはクリスチャン・ウッドが攻防両面でチームをけん引。終盤ではレブロンがレイアップや連続3ポイントシュートで観客を沸かせるも、最後の3点弾は決まらず48-61で試合を折り返した。

 第3クォーターに入ると、レイカーズはラッセルとデイビスが連携からゴールを決めていき、点差を1ケタに縮小。終盤にはフリースローから逆転に成功し、87-85と2点を先行して試合は最後のクォーターへ。

 1点を争う大激闘となった第4クォーター。レイカーズはレブロンがボールをプッシュして味方の得点につなげると、自身もジャンパーや3ポイントシュートを決めてリードを広げていく。しかし残り17秒でフリースロー3本をすべて決められ同点に追いつかれると、ラストオフェンスも決め切れず117-117で試合は延長戦に突入した。

 オーバータイムの開始早々、クリッパーズのポール・ジョージがファウルアウトとなり、そのすきを突いたレイカーズが再びリード。レナードに2本の長距離砲で1点差まで詰め寄られる場面もあったが、最後はウッドが試合を決定づけるダンクを叩き込み、最終スコア130-125でレイカーズが白星をつかみ取った。

 ホームで2連勝を果たしたレイカーズは、レブロンが35得点12リバウンド7アシスト、デイビスが27得点10リバウンド4ブロックと2枚看板がパフォーマンスを発揮。ラッセルも27得点6アシストをマークし、チームの白星に貢献した。一方、3連勝を逃したクリッパーズはレナードが38得点6リバウンド5アシスト、ジョージが35得点6リバウンドを記録している。

■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 130-125 ロサンゼルス・クリッパーズ
LAL|24|24|39|30|13|=130
LAC|37|24|24|32|8|=125

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