2023.11.11
11月8日(現地時間7日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズは、7日のマイアミ・ヒート戦でレブロン・ジェームズに対してレフェリーがファウルコールを何度も見逃していたとし、リーグ側とコンタクトをとったと『ESPN』が報じた。
107-108で惜敗となったヒート戦。レブロンはゲームハイの30得点に4リバウンド3アシスト3ブロックを残し、フリースローを4本獲得してすべて成功させていた。
だが、例えば第3クォーター残り1分1秒の場面で、レブロンがドライブからダンクを狙った際、トーマス・ブライアントの腕がレブロンの顔面に接触していたのだが、ファウルコールされることはなかった。
Los Lakers deberían enviar una maldita cinta a la NBA con todas las faltas no cobradas a LeBron
Así como lo hizo Phil Jackson en el pasado pic.twitter.com/itjhheD0Ss
— Lakers On 𝕏 (@LakersOnX) November 7, 2023
同メディアが報じたところによると、レイカーズ側の主な争点はレブロンがどのようにしてレフェリーからジャッジされているかについてであり、レイカーズはヒートのレブロンに対するこうしたイリーガルな接触と思われるさまざまな映像をシェアしたという。
キャリア21年目をプレーするレブロンは、今季のフリースロー平均試投数で5.7本を記録。これはキャリアワーストの本数となっている。『Second Spectrum』のデータによると、レブロンが今シーズンにドライブからファウルを獲得したのはわずか6パーセントで、これは今シーズンここまで70回以上のドライブを記録した34選手のなかで8番目に低い数字となっている。
38歳の大ベテランは、206センチ113キロという屈強な肉体を誇っており、フィジカルコンタクトにもめっぽう強く、リムまで突進して決め切ることもある。
だが、ヒート戦でブライアントの接触があった件について、レブロンはこう不満を口にしていた。
「レフェリーたちが俺に言ったことは、コート上で実際に起こったことと一致していない。トーマス・ブライアントに向かってダンクを試みた時、明らかにヒジが当たっていて、腕を自分の顔の方にまっすぐ伸ばしていた。そこで俺はレフェリーへ説明を求めたんだ。そしたら、あるレフェリーはブライアントが背筋を伸ばし両手を上げていたと言っていた。ほかの2人は視界が塞がれて見ていないと言っていたんだ」
レブロンの積極果敢なアタックは、依然として相手チームの脅威となっているため、相手チームはなんとか抑え込もうとしてくる。とはいえ、この試合は1点差で決着がついていたこともあり、レフェリーがこうしたプレーでファウルコールをしていれば、勝敗が変わっていたかもしれない。
レイカーズとレブロン側の行動に対し、リーグがどんな見解を示すのか。今後の発信に注目していきたい。
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