2023.11.20

サンズがジャズとの2OTを制す…デュラントがトリプルダブル級の活躍、渡邊雄太は左四頭筋負傷で欠場

デュラント(右)がトリプルダブル級のスタッツを記録/写真は18日のもの[写真]=Getty Images
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 11月20日(現地時間19日)、渡邊雄太所属のフェニックス・サンズが敵地のデルタ・センターでユタ・ジャズと対戦した。

 スターターに名を連ねたのはケビン・デュラントデビン・ブッカーグレイソン・アレンユスフ・ヌルキッチエリック・ゴードンの5名。なお、渡邊は左大腿四頭筋の挫傷により欠場となった。

 デュラント、ブッカーを中心に得点を重ねていくサンズ。第1クォーターは30-30の同点で終了し、第2クォーターではサンズの先行する時間が続く。終盤にはデュラントの3ポイントシュートでリードを2ケタとする場面も見られ、61-56の6点リードで試合を折り返した。

 第3クォーターは互いに点を取り合う展開となり、サンズはデュラントの個人技やブッカーのペイントアタックでオフェンスを継続。ディフェンスではジョシュ・オコーギーが3度のスティールで魅せ、ゴードンもブロックを2度成功する。終わり際にブッカーが3点弾を沈め、85-84とほぼ同点で試合は最後のクォーターへ。

 第4クォーター中盤、点差を離される時間も見られたサンズは、デュラントが得点とアシストの両方でチームをけん引。残り1分に2点をリードしていたが、同20秒にラウリ・マルッカネンに同点弾を沈められ、試合は延長戦に突入する。

 オーバータイムではベテランのゴードンが躍動。開始早々長距離砲を炸裂すると、続けてレイアップと追加の3点弾を決め、サンズに勢いをもたらす。127-127で迎えた2度目の延長戦では、デュラントが連続8得点を挙げてチームをけん引。最後はフリースローで逃げ切り、最終スコア140-137でサンズが白星を勝ち取った。

 連勝数を「3」に伸ばしたサンズは、デュラントが39得点8リバウンド10アシスト、ブッカーが26得点5リバウンド8アシスト、ゴードンが20得点5リバウンド6アシストをマーク。一方、敗れたジャズはマルッカネンが38得点17リバウンドを挙げている。

■試合結果
フェニックス・サンズ 140-137 ユタ・ジャズ
PHX|30|31|24|30|12|13|=140
UTA|30|26|28|31|12|10|=137

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