2023.11.27

ヒートのスポールストラHCがキャブスのコートに苦言…23日にルーキーが今季全休の大ケガ

構造上の問題が指摘されたキャブスのホームコート[写真]=Getty Images
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 11月23日(現地時間22日)に開催されたマイアミ・ヒートとクリーブランド・キャバリアーズの一戦。試合は126-96でヒートが快勝を収めたものの、ルーキーのドリュー・スミスが右ヒザ前十字靭帯断裂の大ケガを負い、今シーズン全休を余儀なくされた。

 スミスは相手選手のシュートをコンテストした際、サイドライン近くにある段差に着地してしまい、直後にコートへ倒れ込んでしまう。ヒートを指揮するエリック・スポールストラヘッドコーチは、このキャブスのホームコートが“危険なデザイン”であると指摘した、ケガの原因になったと語った。『The South Florida Sun Sentinel』のアイラ・ウィンダーマン記者が伝えている。

 同記者によると、キャブスのホームコートは地面からフロアまでに10センチ程度の段差があり、このような構造のアリーナはキャブスのほかに確認されなかったという。この件についてヒートは正式ではないものの、リーグに意見を伝えたようだ。

 また、ヒートの次にキャブスへと対戦したレイカーズのレブロン・ジェームズも「対処すべき問題」と反応。一方、キャブスを指揮するJB・ビッカースタッフHCは「このフロアの構造のせいで、特に問題が起きているわけではない」と、ケガとの関連性について否定している。

 今シーズンの2ウェイ契約を勝ちとり、長時間のプレータイムが与えられるゲームもこなしていたスミス。今回の問題について、リーグはどのような姿勢を示すだろうか。

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