名門ノースカロライナ大出身の元NBA選手、エリック・モントロスが逝去

　12月19日（現地時間18日、日付は以下同）。元NBA選手のエリック・モントロスが18日に息を引き取ったと家族が発表した。

　インディアナ州インディアナポリス出身のモントロスは、213センチ122キロのセンターとして名門ノースカロライナ大学で4年間をプレー。通算139試合の出場で平均25.2分11.7得点6.8リバウンド1.2ブロックにフィールドゴール成功率58.5パーセントをマーク。

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　同大3年次の1992－93シーズンにはチームトップの平均15.8得点に7.6リバウンド1.2ブロックを残し、ジョージ・リンチ（元ロサンゼルス・レイカーズほか）らとともにNCAAトーナメントを制した。

With heavy hearts we bring you this update from the family of Eric Montross.

Rest in peace Big E.

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— Carolina Basketball (@UNC_Basketball) December 18, 2023

　その後、モントロスは1994年のドラフト1巡目9位でボストン・セルティックスから指名されてNBA入りし、ルーキーシーズン（1994－95）に平均29.7分10.0得点7.3リバウンドをマーク。1995年2月18日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でキャリアハイの28得点に11リバウンドを残すなど活躍し、オールルーキーセカンドチームに名を連ねた。

　モントロスはセンターとしてセルティックス、ダラス・マーベリックス、ニュージャージー（現ブルックリン）・ネッツ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、デトロイト・ピストンズ、トロント・ラプターズで計8シーズンをプレー。レギュラーシーズン通算465試合で平均18.2分4.5得点4.6リバウンドを残している。

　今年3月、モントロス（享年52）は癌の治療を始めていたものの、18日に帰らぬ人となった。恵まれたサイズを駆使してバスケットボールのコート上で戦い抜いたビッグマンのご冥福をお祈りいたします。