2023.12.22

SNSで最もチェックされたNBA選手ランク…1位は“キング”、2位は大物ルーキー

NBAが今シーズンに最も閲覧された選手をランキング形式で発表 [写真]=Getty Images
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 NBAは2023-24シーズンも数々のハイライトが量産されており、SNS担当者はコンテンツの投稿に追われる日々を送っているだろう。リーグのPRチームは、クリスマスゲームを目前に控え、最も閲覧された選手をランキング形式で発表した。

■第1位
レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)再生回数:7億5600万回

 NBAの歴代最多得点記録保持者は、今シーズンもソーシャルメディアで突出した存在となっている。21年目にしてもなお衰え知らずのレブロンは、レイカーズをインシーズン・トーナメントの初代優勝に導いた。平均スタッツは、1試合平均25.2得点7.7リバウンド7.3アシストを記録し、3ポイントシュート成功率はキャリア2位となる同39.2パーセントをマーク。今シーズンのレイカーズはベンチメンバーも層が厚く、5回目の優勝も現実的な目標となっている。

■第2位
ビクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ)再生回数:5億8000万回

[写真]=Getty Images

 パリから来航した常識はずれのビッグマンは、ルーキーとは思えない常人離れのプレーを連発。所属するスパーズの成績こそ振るわないものの、同19.0得点11.0リバウンドの平均“ダブルダブル”は十分すぎる成績で、リーグトップクラスの身長とウイングスパンから繰り出される同3.0本のブロックショットは、ブルック・ロペス(ミルウォーキー・バックス)に次ぐリーグの2位の成績となっている。1年遅れでNBAデビューを果たしたチェット・ホルムグレン(オクラホマシティ・サンダー)との新人王争いも日に日に激化。224センチとは思えないフットワークも目を見張るものがあり、例えオールスター級のプレーヤーでも、ペイントエリア内でこのユニークな存在を攻略するのは一筋縄ではいかないだろう。

■第3位
ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)再生回数:4億1900万回

[写真]=Getty Images

 恩師スティーブ・カーヘッドコーチが「NBAで最もスキルフルな選手」と称するカリーは、プレーオフ圏外に沈むウォリアーズに希望をもたらしている。同28.2得点は、リーグ7位の成績。派手なダンクやジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)のようなアスレチック性がないにもかかわらず、注目の若手よりはるかにSNS上での視聴率が高いのは、人気の証明とも言える。

 4位以下には、ケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)、ヤニス・アデトクンボ(バックス)、ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)、タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)、ジェームズ・ハーデン(ロサンゼルス・クリッパーズ)、ホルムグレン、ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)がランクイン。一方で、2年連続でシーズンMVPのニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)や、得点ランキングで首位を走るジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)、ウェスタン・カンファレンスで首位につけるミネソタ・ティンバーウルブスの選手たちはランク外となった。

 そして、6位以下の選手5名の視聴数を合計してもレブロン1人の再生回数には届かず、NBAファンたちはまだ“キング”を玉座から引き下ろす気はなさそう。なお、クリスマス・ゲームには10位にランクインの選手から6選手が登場し、レブロンはテイタムと、デュラントはドンチッチとそれぞれ対戦する予定だ。好カードぞろいの特別な1日。残りの数日で、視聴する試合を厳選しておきたいところだ。

文=Meiji

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