2024.02.17
1月11日(現地時間10日、日付は以下同)のニューオーリンズ・ペリカンズ戦で105-141の大敗を喫し、この結果により17勝20敗と大きく負け越しているゴールデンステイト・ウォリアーズ。年末から続いたホームゲーム連戦の締め括りだっただけにアリーナには多くのファンが駆け付けたが、期待外れの内容から試合終盤には地元のファンからブーイングが起きる事態となった。
ウォリアーズはこの前の試合にあたる8日のトロント・ラプターズ戦でも118-133と敗れており、この時もホームのファンからブーイングを受けている。ペリカンズ戦終了後の会見に対応したステフィン・カリーはこの件について聞かれると、約10秒間の沈黙とため息の後に次のように語った。
「僕たちは明らかに苦戦しているし、この状況は応援に値するものではないと思う。ブーイングを変に受け止めることはないし、正直に言って、僕も頭の中では僕自身やチームにブーイングしているよ。ファンの皆が応援できるようなプレーをするのが僕たちの仕事なのに、それが今できていないんだ」
スター選手らしく、批判を正面から受け止めている落ち着いたコメントを返したが、その表情からは強い落胆が見られた。一方で、スプラッシュブラザーズとしてカリーと共にチームを支えるクレイ・トンプソンは、同じ質問に対する回答がとは全く異なるものであった。
「(ブーイングのことは)全く気にしないよ。そのせいで眠れなくなるなんてことでもあるのかい?」
半ば微笑みながらコメントしたトンプソンだが、カリーとの反応の違いは直近のパフォーマンスから来ているのかも知れない。直近10試合のスタッツを比較すると、トンプソンの3ポイント成功率は41.0パーセントと好調を維持しているものの、カリーは34.9パーセントと史上最高のシューターらしからぬ数字になっている。12月18日には3ポイント連続成功記録の更新が途絶えたことも記憶に新しい。
カリーはチーム不調の原因を自分自身に追及しているようだが、チームはロスターの改革に取り組んでいる模様だ。現地メディアでは、2月9日のトレード期限までにウォリアーズが大きく動くのではと報道している。出場停止中のドレイモンド・グリーンに代わりインサイドを支えるジョナサン・クミンガや、2022年の優勝にも貢献した名手アンドリュー・ウィギンズがトレード候補として取り沙汰されているが、現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は「カリーを除く全員が候補になっている」とレポートしている。
カリーは「トレードの噂に気を取られていては、良いプレーをする機会を逸してしまう」と釘を刺しているが、トレード期限までの約1ヶ月間の動向に注目しつつ、ウォリアーズの復調を期待したい。
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