2024.03.22
1月5日(現地時間4日)に開催されたデンバー・ナゲッツとの一戦。ウォリアーズは第4クォーター中盤に試合最大18点のリードを獲得するも、最後はニコラ・ヨキッチに劇的な逆転弾を沈められ、127-130で手痛い黒星を喫した。
そして、チームにはさらなる暗雲が垂れ込めている。ナゲッツ戦のあと、試合のラスト18分間をベンチで過ごした若手フォワードのジョナサン・クミンガが、スティーブ・カーヘッドコーチに対する信用を失っていると現地メディア『The Athletic』が報じている。
ウォリアーズでの3年目を迎えているクミンガは入団から着実に実力を伸ばし、今シーズンは1試合平均22.1分のプレータイムを獲得。昨年12月中旬からは出場停止処分中のドレイモンド・グリーンに代わってスターターも任され、ナゲッツ戦ではフィールドゴール成功率71.4パーセントと高確率なオフェンスを披露し、16得点4リバウンド4アシストとマルチな活躍を見せていた。
試合後、カーHCは「彼は素晴らしいプレーをしていた」とクミンガの働きを賞賛。しかし、指揮官は第4クォーターでクミンガをコートには戻さず、ともにウイングの一角を担うアンドリュー・ウィギンズを起用し続ける形に。ナゲッツの猛追から逃げ切れなかったウォリアーズは白星を逃し、18点のリードを失ったのは今シーズンで4度目となった。
クミンガとウィギンズはこれまで131分にわたって同時出場しているものの、累積の+/-(得失点差)は-66とかみ合わず。カーHCも「率直に言って、彼らの相性は良くない」と年明け前に語っており、「2人がフロアで共存できれば、よりアスレチックでポテンシャルの高いチームになる。難しいのは、この2人の周りに適切な組み合わせを見つけなければならないことだ」と、頭を悩ませているという。
12月26日のクリスマスゲームでナゲッツに僅差で敗れたあと、クミンガは「ときどき、自分が何をしたのか分からないことがある」と心境を明かしていた。「それで頭が混乱する。チームは僕に何をしてほしいんだ? 僕はパスも出せるし、違うプレーーだってできるさ」。
ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンの3本柱も歳を重ね、王朝を築いた時代から過渡期を迎えているウォリアーズ。今後の未来を担う有望選手としてチームに加入したクミンガだったが、指揮官との関係には亀裂が生じている難しい状況だ。
グリーンが戦列へと戻ったとき、フロントコートの起用はより複雑になることが予測される。現地時間2月8日のトレード期限まであと1カ月、球団はこのロスター陣にどのような調整を加えるだろうか。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2024.03.22
2022.11.02
2022.02.17
2022.02.14
2021.10.08
2021.09.08