2024.01.08

グリーンが復帰へ向けて前進も、クリス・ポールが左手手術のため4~6週間の離脱

ウォリアーズで最多のアシスト数を誇るポールが離脱[写真]=Getty Images
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 1月8日(現地時間7日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズのクリス・ポールが今週中に骨折した左手の修復手術を受けるため、4~6週間の離脱になる見込みだと『ESPN』が報じた。

 ポールは6日に行われたデトロイト・ピストンズ戦の第3クォーター途中にジェイデン・アイビーと接触した際に同箇所を負傷。手または手首の手術を受けるのは、フェニックス・サンズの一員として2021年にNBAファイナルへ進出後に左手首を手術して以来、5度目となる。

 今シーズンのポールは、ここまで32試合(うち先発は11試合)の出場で平均27.6分8.9得点3.8リバウンド1.1スティールにチームトップの7.2アシストを残していた。38歳ながら、持ち前のゲームコントロールは健在で、A/TO(アシスト/ターンオーバー)比率は堂々リーグ2位の6.05を残していた。

 ウォリアーズは今シーズン35試合を終えてウェスタン・カンファレンス10位の17勝18敗。経験豊富な司令塔を失ったことは、このチームにとって痛手となることは間違いない。

 そうしたなか、昨年12月中旬にNBAから無期限の出場停止処分を科されていたドレイモンド・グリーンについて、復帰させることを7日にリーグが発表。12試合の出場停止期間に、グリーンは自身の行動をNBA選手へ求められる基準に合わせるコミットメントを示すステップを完了しており、チームの練習施設へ復帰。

 スティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)は8日のトロント・ラプターズ戦前の会見で「みんなが彼と会うのを楽しみにしている。彼は我々のリーダーの1人であり、彼も戻ることができて喜んでいる。いい雰囲気だ」と話しており、グリーンが今後コンディショニングを強化して試合へ出場することができれば、戦力アップも見込める。

 ただ、グリーン、ポール、左ハムストリング負傷で戦線離脱となったゲイリー・ペイトン二世が復帰し、フルメンバーがそろうのはまだまだ先のことになりそうだ。

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