2023.12.25
12月19日(現地時間18日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはホームのクリプトドットコム・アリーナでニューヨーク・ニックスを迎えるも、35分以上もリードを許し、109-114で敗れたことで、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス8位の15勝12敗とした。
レイカーズではアンソニー・デイビスがゲームハイの32得点に14リバウンド2ブロック、レブロン・ジェームズがトリプルダブル(25得点11リバウンド11アシスト)、オースティン・リーブスが20得点7アシストを残すも、ホームで勝利するには至らず。
それでも、約2週間ぶりのホームゲームとなったこの日。試合前に「NBAインシーズン・トーナメント」の初代王者となったレイカーズは、アリーナへ新たな優勝バナーが掲げられた。
レイカーズは11月4日にスタートしたグループステージを勝ち上がり、今月10日にラスベガスのTモバイル・アリーナで行われた決勝戦でインディアナ・ペイサーズを下して“NBAカップ”の初代王者に輝いた。ボストン・セルティックスと並んでNBA史上最多タイとなる17度のリーグ制覇を飾っているレイカーズへ、新たな勲章が加わることとなった。
大会MVPに選ばれたレブロンは「素晴らしいと思う」と、インシーズン・トーナメントのバナーについて語っていた。
「(レギュラーシーズンという)マラソンの途中で勝利を重ねることができたんだから、すごくクールなことだと思うね。しかも最初、大会の初代(王者)だからだ。俺たちは勝つことができたんだ。ベガスへ行く機会を得られなかった俺たちのファンも、今夜は俺たちと一緒にこの優勝祝福を共有する機会になった。ここで永遠に生き続けるものだから、いい瞬間になった」
インシーズン・トーナメント終了後、レイカーズは1勝3敗と負け越しているものの、このチームが初代王者として永遠に語り継がれることに変わりはない。
球団史上18度目のチャンピオンシップ獲得に向けて、長丁場のシーズンを戦い抜いてほしい限りだ。
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