2024.01.03

ドンチッチが獅子奮迅の働き、ホークスのヤングが快挙/2023年12月の月間ランキング

カイリーを大部分で欠いたマブスを支えたドンチッチ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 2023年12月に、NBAの全30チームは15試合前後をこなした。リーグベストの戦績を残したのはボストン・セルティックスで12勝2敗(勝率85.7パーセント)、続いてロサンゼルス・クリッパーズとミルウォーキー・バックスが11勝2敗(勝率84.6パーセント)となった。

 そして2023年12月における主要項目別のスタッツランキングTOP5は下記のとおり。
※以降チーム名は略称、5試合以上に出場した選手を対象に掲載

■2023年12月における主要項目TOP5

<平均出場時間>
1位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):39.5分
2位.デマー・デローザン(ブルズ):38.6分
3位.コービー・ホワイト(ブルズ):38.1分
4位.フレッド・バンブリート(ロケッツ):38.1分
5位.ドノバン・ミッチェル(キャバリアーズ):37.8分

<平均得点>
1位.ジョエル・エンビード(シクサーズ):40.2得点
2位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):37.5得点
3位.ヤニス・アデトクンボ(バックス):32.5得点
4位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):31.9得点
5位.トレイ・ヤング(ホークス):30.4得点

<平均リバウンド>
1位.ジェイレン・デューレン(ピストンズ):13.6本
2位.ドマンタス・サボニス(キングス):13.1本
3位.ジョエル・エンビード(シクサーズ):12.6本
4位.ルディ・ゴベア(ウルブズ):12.5本
5位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):12.3本

<平均アシスト>
1位.タイリース・ハリバートン(ペイサーズ):14.0本
2位.トレイ・ヤング(ホークス):12.2本
3位.ルカ・ドンチッチ(マーベリックス):11.1本
4位.ジェームズ・ハーデン(クリッパーズ):9.6本
5位.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):9.1本

個人として驚異的なパフォーマンスを見せたヤング[写真]=Getty Images

<平均スティール>
1位.シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(サンダー):3.1本
2位.ディアンソニー・メルトン(シクサーズ):2.2本
3位.タリ・イーソン(ロケッツ):2.0本
4位.ダリアス・ガーランド(キャバリアーズ):2.0本
5位.マティース・サイブル(ブレイザーズ):2.0本

<平均ブロック>
1位.ビクター・ウェンバンヤマ(スパーズ):3.8本
2位.チェット・ホルムグレン(サンダー):3.5本
3位.ブルック・ロペス(バックス):3.5本
4位.ウォーカー・ケスラー(ジャズ):2.8本
5位.アンソニー・デイビス(レイカーズ):2.5本

 マブスの月間戦績は8勝8敗で、ドンチッチが出場した13試合では8勝5敗。チームはオールスターガードのカイリー・アービングを13試合も欠くなか、勝率5割で12月を終えることができたのは、平均得点とアシストでトップ3に入り、プレータイムでリーグトップに立ったドンチッチの存在が大きい。

 平均得点ではエンビード、同リバウンドではデューレン、同アシストはハリバートン、同スティールはギルジャス・アレクサンダー、同ブロックではルーキーがトップ2を占めたのだが、注目はホークスのヤング。

 チームは4勝10敗と苦しむも、ヤングは12月に月間平均30.4得点12.2アシストに3ポイントシュート成功率41.9パーセント(平均4.4本成功)という好成績。『StatMuse』によると、1979-80シーズンに3ポイントシュートが導入されてから、月間平均で30.0得点12.0アシストをクリアした初の選手となった。